ワット・ナープラメーン|入場料・見どころ・行き方【2026年】

ワット・ナープラメーン(Wat Na Phra Men)は、1767年のアユタヤ陥落時にも焼失を免れた貴重な寺院です。王族の装束をまとった黄金の本尊と、約1,500年前のドヴァーラヴァティー様式とされる石仏を拝観できます。

この記事では、2026年時点の入場料・営業時間・見どころ・歴史・服装・行き方を、初めて訪れる方にも分かりやすく解説します。

ワット・ナープラメーンの結論

  • 特徴:アユタヤ陥落時の破壊を免れた現役の寺院
  • 最大の見どころ:王族の装束をまとった黄金の本尊
  • もう一つの見どころ:約1,500年前とされる石仏
  • 入場料:20THB
  • 営業時間:毎日8:00〜18:00
  • 所要時間:30〜60分
アユタヤのワット・ナープラメーン境内
アユタヤ時代の姿を色濃く残すワット・ナープラメーン

ワット・ナープラメーンの基本情報

項目内容
名称ワット・ナープラメーン(Wat Na Phra Men/วัดหน้าพระเมรุ)
入場料20THB
営業時間毎日8:00〜18:00
定休日通常なし
所要時間30〜60分
場所アユタヤ旧市街の島外北側、旧王宮跡の対岸
地図Googleマップで開く
料金・営業時間は2026年10月確認。寺院行事などにより変更される場合があります。

最大の見どころは王族の装束をまとった黄金仏

ワット・ナープラメーン本堂の黄金仏
王族の装束をまとった本尊「プラ・プッタ・ニミット」

本堂に安置される本尊は、プラ・プッタ・ニミット・ウィチット・マーンモリー・シーサンペット・ボーロマトライローカナートと呼ばれます。高さは約6mで、魔を降す印を結び、王族の装束と冠をまとった姿が特徴です。

アユタヤで見られる仏像の中でも、これほど大きな「王装仏」は珍しく、金色に輝く衣装や装飾を間近で見られます。堂内の柱や格天井など、焼失を免れた建築意匠にも注目してください。

約1,500年前とされる石仏「プラ・カンタラート」

ワット・ナープラメーンに安置される石仏
小礼拝堂で拝観できる貴重な石仏

本堂横の小さな礼拝堂には、プラ・カンタラートと呼ばれる石仏が安置されています。約1,500年前のドヴァーラヴァティー時代の作とされ、両脚を下ろして椅子に腰掛けるような姿が特徴です。

現行記事では「本堂の裏に立仏像がある」と紹介していましたが、この寺院を代表するもう一体の仏像は立像ではありません。アユタヤ王朝より古い様式の仏像を見られるため、本堂だけで帰らず、小礼拝堂にも立ち寄りましょう。

名前の意味と建立の歴史

「ナープラメーン」は「王座に座る仏陀」という意味ではありません。タイ語の「ナー」は前、「プラメーン」は王族の火葬場を意味し、寺院が旧王宮の火葬場の向かい側にあったことから、現在の名前で呼ばれるようになったとされています。

創建年と建立者を確定できる史料はありません。伝承では、ラーマティボディー2世の時代にプラオン・インが1503年に建立し、当初は「ワット・プラメーン・ラーチカーラーム」と呼ばれたとされています。

1569年のアユタヤとビルマの戦いでは、寺院周辺が和平交渉の場になりました。1767年のアユタヤ陥落時には、ビルマ軍がこの周辺を軍事拠点として利用したため、焼き払われずに残ったと考えられています。

ワット・ナープラメーン境内の大木
現在も参拝者が訪れる落ち着いた境内

服装と参拝時の注意点

ワット・ナープラメーンは遺跡ではなく、現在も信仰の場として使われている寺院です。参拝者に配慮した服装と行動を心がけましょう。

  • 肩やひざが大きく出る服装を避ける
  • 本堂と礼拝堂では靴と帽子を脱ぐ
  • 仏像に足の裏を向けない
  • 参拝中の人の前を横切らない
  • 撮影禁止の表示や係員の案内に従う

行き方とおすすめの回り方

ワット・ナープラメーンは、アユタヤ旧市街の島外北側、旧王宮跡の対岸にあります。バンコク中心部からは車で約1時間30分〜2時間が目安です。

旧市街から近く見えますが、運河を渡る道路の位置によっては遠回りになります。複数の遺跡を巡る場合は、トゥクトゥクや配車アプリ、チャーター車での移動が便利です。

ワット・ローカヤスターラーム、ワット・プーカオトーンと同じ旧市街北西方面のルートに組み込み、その後にワット・プラシーサンペットへ向かうと効率的です。

よくある質問

ワット・ナープラメーンはなぜ破壊を免れたのですか?

1767年のアユタヤ陥落時にビルマ軍が寺院周辺を軍事拠点として利用したため、焼失を免れたと考えられています。そのため、アユタヤ時代の建築や仏像が比較的良好な状態で残っています。

ワット・ナープラメーンの最大の見どころは何ですか?

王族の装束をまとった黄金の本尊と、約1,500年前のドヴァーラヴァティー様式とされる石仏です。異なる時代の貴重な仏像を同じ境内で拝観できます。

見学の所要時間はどのくらいですか?

本堂と小礼拝堂の2体の仏像を中心に見学するなら30〜45分が目安です。境内をゆっくり参拝する場合は約60分みておくと安心です。

服装の注意点はありますか?

現在も参拝者が訪れる寺院です。肩やひざが大きく出る服装は避け、堂内では靴と帽子を脱ぎ、静かに見学しましょう。

アユタヤ旧市街から歩いて行けますか?

旧王宮跡の北側からは比較的近いですが、運河を越える道路の位置によって遠回りになります。複数の寺院を巡る場合はトゥクトゥクやチャーター車が便利です。

バンコク発のチャーター車なら効率よく巡れます

ワット・ナープラメーンは旧市街の島外にあるため、周辺の寺院や遺跡を1日で巡るなら専用車が便利です。TRIPULLのアユタヤ行きチャーター車は、訪れたい場所に合わせてルートを組めます。

参考:タイ文化省芸術局、タイ国政府観光庁、Tourism Authority of Thailand

この記事のライターもっと見る

西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

関連記事