2022年5月21日追記:コロナの影響で閉業したディナークルーズを削除し、情報が変更になったものをアップデートしています。
バンコクを流れるチャオプラヤー川。
「タイの母なる川」とも呼ばれるこの川を遊覧するクルーズは世界各国の方々を魅了し、毎日何隻もの遊覧船がこの川をクルージングしています。
特に人気なのがチャオプラヤーディナークルーズです。大型船から伝統的な木造船まで、さまざまなクルーズが各社から用意されていて、好みのタイプを選べるようになっています。
それらのチャオプラヤークルーズをまとめたのが本企画です。
主な乗船場所はリバーシティーバンコク(RIVER CITY BANGKOK)、ICON SIAM(アイコンサイアム)の2箇所。
その他2箇所も加え、合計8社のチャオプラヤークルーズをまとめました。
クルーズ名の頭に【予約受付】と書いているものは、TRIPULLでご予約を受け付けているクルーズです。
Contents
RIVER CITY BANGKOK|リバーシティーバンコク
チャオプラヤー川が一望できる 4 階建てショッピングモールの『リバーシティバンコク』。
リバーサイドにはレストランもあり、チャオプラヤー川を眺めながら食事も楽しめます。
バンコクで最も多くのクルーズ船が発着がしていることもあり、夕刻になると人で溢れかえることも。
【予約受付】ワンダフルパール (Wonderful Peal)
多くのクルーズ船が停泊するRIVER CITY BANGKOKで、ひときわ目立っているのがディナークルーズ船ワンダプルパール(Wonderful Peal)号。
紫色のライトがエレガントな雰囲気を演出、到着時からバンド演奏が始まり乗船前から気分を盛り上げてくれます。
船内にエスカレーターや、デッキに噴水が設けられるなど、豪華な造りのクルーズ船のため他ディナークルーズに比べて値段が若干高めになっています。
【予約受付】チャオプラヤープリンセス(CHAO PHRAYA PRINCESS)
チャオプラヤープリンセスでは、タイ料理や各国料理のビュッフェ料理が楽しめます。
タイ料理は外国人向けにアレンジされているため辛さは抑えめ。デザートまで揃っており、充実したメニューがいただけます。
船上ではライブ演奏があり、毎回かなり盛り上がるためディスコのようになる時も! 賑やかなクルーズがお好きならピッタリですが、カップルで落ち着いた雰囲気を求めているようでしたら『チャオプラヤープリンセス』は向いていないかもしれません。 クルーズで巡るのは、バンコクの名所『ワットアルン』や王宮、ライトアップされたラマ8世橋など。 チャオプラヤー川沿いの夜景をたっぷり2時間お楽しみいただけます。
>>チャオプラヤープリンセスのご予約はこちらで受け付けております
ザ チャオプラヤークルーズ(The Chao Phraya Cruise)
最大乗客人数は250名。高さ8.5メートル、長さ43.5メートル、重さは338トンという大型客船でのクルーズです。
ビュッフェ料理をいただきながらタイダンスなどをお楽しみいただけます。
>>ご予約はザ チャオプラヤークルーズのWebサイトからお申し込みいただけます
【予約受付】リバースタープリンセス(River Star Princess)|1,100THB
煌びやかな客船でチャオプラヤー川を遊覧するリバースタープリンセス(River Star Princess)。
出発地点である『Yodpiman River Walk Pier1』を出発し、ワットアルンや王宮、ラマ8世橋、アジアティークなどチャオプラヤー川沿いに点在する見どころを巡ります。
船上でのお食事はビュッフェ形式で、タイ料理だけではなく日本食から洋食まで揃っているため、どなたでも食事を楽しんでいただけるよう配慮されています。
>>リバースタープリンセスのご予約はこちらで受け付けております
リバーシティーバンコクへの行き方
リバーシティーバンコクへは、BTSサパーンタクシン駅からタクシーで行く方法とチャオプラヤー川をボートで行く方法の2つがあります。
ボートなら、駅の2番出口を降り「サトーン船着場(SATHON PIER)」から「シープラヤー船乗り場(SI PHRAYA PIER)」へ向かいます。
乗船時間は5分ほど。
タクシーなら5分程度の距離ですが、ジャルンクルン通りは渋滞していることが多く、ひどいときは20分ほどかかることもあるのでご注意ください。
ICON SIAM|アイコンサイアム
2018年11月に開業した大型ショッピングモールのICON SIAM(アイコンサイアム)。
チャオプラヤー川沿いに建つ初めてのショッピングモールであり、日本の『高島屋』が入っていることでも知られています。
【予約受付】アランガクルーズ(Alangka Cruise)
数少ないICON SIAM発のチャオプラヤーディナークルーズの一つアランガクルーズ(Alangka Cruise)。
お食事は、インターナショナルビュッフェです。タイ料理はもちろん、お寿司などの日本食など十数種類の料理が楽しめます。
ドリンクはビールやワイン、ウィスキーなどのアルコールから、ソフトドリンクまで用意。
ライトアップされたワットアルンやラマ8世橋を眺めながらの食事は格別です!
>>ご予約は Alangka CruiseのWebサイトからお申し込みいただけます
ICON SIAM(アイコンサイアム)への行き方
BTSサパーンタクシン駅を降り、チャオプラヤー川まで向かうとサトーンピア(Sathon Pia)という船乗り場があります。
そこから発着しているICON SIAM行きのシャトルボートを使えば無料で行くことが可。
RIVER CITY BANGKOKからも無料シャトルボートが発着しています。
その他の乗船場のチャオプラヤークルーズ
【予約受付】マノーラクルーズ@ANANTARA BANGKOK RIVERSIDE RESOT&SPA
5つ星ホテルのアナンタラが運営するのが、チャオプラヤー川を遊覧するマノーラクルーズです。
他社が催行している大型船でのクルーズとは違い、マノーラクルーズでは昔の米運搬船を模したクラシックな木造船で遊覧。
船上でのディナーはアナンタラホテルのシェフがお届けするタイ料理セットをいただくことができます。
ANANTARA BANGKOK RIVERSIDE RESOT&SPAのマップ
ヨックヨーディナークルーズ @Yok Yor Marina & Restaurant
『Yok Yor Marina & Restaurant』はチャオプラヤー川のリバーサイドにあるタイシーフードレストランで、ディナークルーズも運行しています。
同店のディナークルーズは他クルーズ会社が運営しているものとはシステムが異なっています。
まずは料理。
ディナークルーズ用の料理はなく、レストランと同じメニューが船上でもいただけます。
クルーズ船に調理場は設けられておらず、注文した料理はレストランで調理するため、出発の20時以降は料理の注文が不可。
出発の30分前までに料理をオーダーしておく必要があります。
ただ、簡単な料理なら20時以降でも提供できるようで、20時以降用のメニューもあるそうです。
ディナークルーズとはいえ、料理もドリンクもレストランで食事する料金と変わりません。
食事代とは別に、クルーズ代金として200バーツ(1名)を支払わなければなりませんが、200バーツでチャオプラヤークルーズを満喫できるのだからコスパ高し!
>>Yok Yorクルーズの記事はこちらをクリックしてご覧ください
ホライズンディナークルーズ @シャングリラホテル
5つ星ホテルの『シャングリラホテル』が運行しているチャオプラヤーディナークルーズ。
総席数は170席を誇る客船は、さすが5つ星ホテルが催行しているだけに豪華かつエレガントです。
>>ご予約はホライズンディナークルーズのWebサイトからお申し込みいただけます
一度は乗っておきたい!世界各国の旅行者から愛されるチャオプラヤーのディナークルーズ
私が調べただけでも13社のチャオプラヤークルーズがありました。
他にもあるでしょうし、20社近くは運行していると思われます。
これだけのクルーズが毎日運行できるほど利用者が多いのは、以下3つの点が挙げられます。
1.チャオプラヤー川沿いに重要施設が点在している。
第一級寺院のワットアルンやエメラルド寺院があり、それらがライトアップされているので日中とは違った景観を楽しめます。
2.クルーズの料金が安い。
安いクルーズだと1,000バーツ(3,500円ほど)で、高いものでも10,000円程度です。
世界中を見渡しても、これだけ安い価格のディナークルーズは無いと思います。
3.中心部からのアクセスが良い。
BTS(高架鉄道)でアソークからサパーンタクシン駅までの所要時間はおよそ30分。
駅からリバーシティバンコクまでを10分とすれば、小一時間でクルーズ船乗り場まで行ける計算です。
以上3つを見ていただければ、バンコクのディナークルーズがどうして世界中の旅行者から人気があるのかお分かりいただけるのではないでしょうか。
何度かバンコクに訪れたことがある方でも、チャオプラヤークルーズ未経験という方は意外と多いです。
リバークルーズはバンコクが世界に誇るアクティビティの1つだけに、一度は体験してみてください。