世界遺産に認定された遺跡群が広がるアユタヤ。
ワットプラマハタートやワットヤイチャイモンコンなどの遺跡を目にしたことがある方は多いでしょう。
そんな歴史の街アユタヤに、前衛的かつ奇抜なデザインの寺院が建築を進められています。
アユタヤ遺跡の西にあるワットクラーンクロン(Wat Klang Khlong Watthana Lam)です。
寄付を集めて建築中
ここ数年で話題になり、インスタを賑わせているワットクラーンクロン。
紫を基調とした寺院内は、奇抜という言葉がしっくりくるほどのデザインで、歴史の街アユタヤにあるとは思えない独特な寺院です。
10年ほど前から住職が寄付を集めて建設を進めているらしく、現在でも外観はまだ完成していません。
ただ、内部の見学は可能です。
ワットクラーンクロンの見どころ
ワットクラーンクロン最大の見どころは本堂内。
内部は前述したように紫を基調とし、柱や天井などには花柄がいくつも描かれ、仏像が数体並んでいます。
紫だけではなく、さまざまな色彩が散りばめられ、一般的な寺院とはまったくかけ離れた世界観です。
仏像が並ぶ反対側には、2体の象が配置されていたりと、カオス極まりない。
きちんとした参拝をしたいのであれば、入り口で20バーツを寄進し、ビー玉のようなものが入った器を持って本堂に入ります。
仏像の前にそれを置いてから参拝するのがワットクラーンクロン流のようです。
奇抜なのは本堂だけではなく1階も。
いくつもの電飾が施され、煌びやかな世界を表現しています。
ワットクラーンクロンの場所
ワットクラーンクロンが立地しているのは遺跡群から西へおよそ20km。
けっこう距離があるので徒歩や自転車では厳しいでしょう。
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この寺院だけではなく、他にも回りたい遺跡や観光地が選べるので、1日でアユタヤをがっつり楽しみたい人にぴったりです。