アユタヤ遺産周辺で行っておきたいローカルグルメ7店舗

アユタヤ遺産周辺で行っておきたいローカルグルメ7店舗

アユタヤといえばタイ国内の観光名所の1つなので、このブログを読んでいる方なら例え行ったことがなくとも県名は聞いたことがあるでしょう。

400年以上、アユタヤ王朝として栄えタイの中心であり続けた都市で、当時の様子を伝える多くの遺跡群は歴史的な価値があると認められ、1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。

アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院「ワットプラシーサンペット」

世界遺産に登録されてからアユタヤの知名度は世界中に知れ渡り、各国の旅行者が訪れるタイ屈指の観光地でもあるため、タイのガイドブックを購入すると、必ず載っている場所の一つです。

アユタヤに点在する遺跡についての説明は、そういったガイドブックなどをご覧になった方がよろしいかと思いますが、私がこの記事でご提供したいのはローカルグルメ情報。
ガイドブックにもグルメ情報は載ってはおりますが、そういった雑誌や書籍に載っていないであろう店を探し出し、ここで紹介しようというのが狙いです。

本記事で取り上げるのはアユタヤ遺跡周辺にある6店舗。
アユタヤの歴史を物語る数々の遺跡を巡りつつ、ローカルグルメを楽しんでください!

Contents

アユタヤグルメ①|バーンマイリムナームで極上の川エビを!

アユタヤでの食事といえば、真っ先に思い浮かべられるのが川エビでしょう。
大きくて身が詰まった川エビは、食感はぷりぷりで風味は豊か。
それほど安いわけではないですが、アユタヤで食べておきたい料理の一つです。

アユタヤ遺跡の周り、特に川沿いには川エビを置く人気店が点在しています。
どの店を選んだらいいか分からない、というアユタヤ旅行初心者におすすめしたいのが『バーンマイリムナーム』です。

タイ人も来店するアユタヤ遺跡近くの【バーンマイリムナーム】

バーンマイリムナーム/ร้านอาหาร บ้านไม้ริมน้ำ อยุธยา

川エビを置く店がいくつかある中、なぜゆえにか『バーンマイリムナーム』を推すのかいくつか述べておきましょう。
料理が美味しいのは当然なんですが、タイ人客が多いのが1点目です。
つまり料金が外国人向けではなく、タイ人が納得して支払える料金設定だということ。

あともう1点は、料金がそれほど高くないだけにむちゃくちゃオシャレな店でもないですが、ローカル過ぎない店作りなので日本人でも安心して来店できる点です。

あまりローカル過ぎると特に女性はトイレが気になる。
『バーンマイリムナーム』のお手洗いは綺麗ですし、あとテーブル席がエアコンルームと川沿いの席から選べるのも、日本人旅行者にとってありがたいでしょう。

こちらは川沿いのテーブル席です

【バーンマイリムナーム】の川エビはキロ単位とグラム単位

『バーンマイリムナーム』のメニューは英語表記はありませんが、全メニューに写真が付いているので、タイ料理についてあまり詳しくなくてもなんとか注文できると思います。

肝心の川エビはキロ単位かグラム単位の料金設定。
1kgあたりの値段は、小さいエビ8尾の1200バーツから始まり、もっとも大きいエビだと4尾で1800バーツになります。
代わってグラムだと、250gの川エビは500バーツ、300gで600バーツ、400グラム800バーツ、500グラム1000バーツです。

キロ単位は大人数で、グラムは少人数向けの料金設定なんだと思います。
来店する人数に合わせ、スタッフに聞いてみるのがおすすめです。

身が透き通る美しさの川エビ炭火焼き【クンメナームパオ】

スタッフに「今日の一番大きなエビを1尾ください」と伝えたところ、この日に入荷しているのは300gがもっとも大きなエビだと言います。
そして運ばれてきたのはコチラです。

クンメナームパオ(กุ้งแม่น้ำเผา)

身が透き通るような美しさで、エビ味噌が溢れんばかりにたっぷり詰まっています。
見ているだけで飯とビールが進みそうですが、エビの身を味噌について一口。

新鮮そのものの川エビの身は、柔らかくもしっかりとしていて、そしてなにより香りと風味が素晴らしい!
これだけの美しい身に仕上げるには、絶妙な焼き加減があってのものですが、さすが『バーンマイリムナーム』。
いままで何千、何万もの川エビを焼いてきた歴史は積み上げられ、目の前に置かれたクンメナームパオに表れております。

揚げたエビとタマリンドソースの【クンラートソートマカーム】

川エビ炭火焼きの他にもう1品、お店がおすすめしている料理を追加しました。
揚げたエビなどを使った「クンラートソートマカーム(กุ้งราดซอสมะขาม)」です。

クンラートソートマカーム(กุ้งราดซอสมะขาม)

タマリンドソースの甘みが特徴で、揚げたエビの他にハーブを揚げたものなどもあり、これが想像していた以上に旨い!
店が推すこちらの一品もおすすめです。

アユタヤ遺跡近くにある『バーンマイリムナーム』のメニューには、各料理に写真が掲載されているもののタイ語表記のみ。
私が運営しているブログ「激旨タイ食堂」では、カタカナを併記した全メニューを載せていますので、写真で判断できない料理があればそちらを参考にしてください。

アユタヤ遺跡で極上の川エビを【バーンマイリムナーム】

 

店名
バーンマイリムナーム/ร้านอาหาร บ้านไม้ริมน้ำ อยุธยา
営業時間
10:30-21:00
定休日
基本無休
Google Map

https://goo.gl/maps/qK3iNNFP1kUDL4349

 

 

アユタヤグルメ②|アユタヤナイトマーケットでお得なクンオップウンセン&ビールで乾杯!

アユタヤの日中はとにかく暑い!
タクシーやバンで回っているならともかく、自転車やバイクで遺跡を巡っていると、日陰が少ないこともあり暑さで溶けそうになります。

そんなとき、ビールで喉を潤したいと思ったなら「アユタヤナイトマーケット」がおすすめ。
ワット・マハタート近くから東へ数百メートルに渡り屋台や露店が南側だけに並び、夜市として開催されています。
ナイトマーケットと名付けられているものの、早い店なら15時ごろから営業を始めている屋台もあり、遺跡巡りで疲れた体を休める休息所としても利用できる場所のひとつです。

早いお店だと15時ごろから開いています

アユタヤナイトマーケットに並ぶ露店は、衣料品やアクセサリー類をはじめ、屋台料理の数々。
料理もいろいろとあり、バンコクでは見たことがない枝豆を売る屋台などもありました。
他にイサーンソーセージや唐揚げの屋台なんかもあったので、ビールのお供を探すには最高じゃないですか!

アテの王様、えだ豆を売る屋台です

屋台の定番カノムクロック

北タイソーセージのサイウア

アユタヤ遺跡群のど真ん中でいただく屋台飯とビールは格別!

テーブル席で腰を落ち着けて食事がしたく、ナイトマーケットを眺めつつ東へ向けて歩いていると、東端のエリアにテーブル席を並べているスペースがありました。
イサーン料理などいくつかの屋台がある中、僕の心を射抜いたのはクンオップウンセンの屋台です。

店名は特にないようです

バンコクの専門店なら200バーツするクンオップウンセンですが、こちらではなんと70バーツで提供しているではありませんか!
しかもビールまで売っているので、おあつらえ向き。

エビと春雨の蒸し焼き「クンオップウンセン」

陽が沈みつつあり、涼やかな時間帯に入ってきたことで、屋台での食事も苦ではなくなってきました。
1日中、アユタヤをバイクで走り回っていたのでビールが旨いのなんの!
そしてやってきたクンオップウンセン。
春雨はタレと旨味をたっぷりと吸い込んでいて、これを一気に啜るとたまりません。
エビを頬張りビールをグイ。

黙々とクンオップウンセンを調理する店主

遺跡群のど真ん中でいただく屋台飯とビールは格別でした。
帰り際、おじさんに話を聞くとコチラの屋台は15時から営業を始めていて、21時で閉店。

特に定休日は設けていないそうなので、アユタヤナイトマーケットへ訪れたなら、おじさんが作るクンオップウンセンとビールで癒されてください。

 
店名
クンオップウンセン(特に店名無し)
営業時間
15:00-21:00
定休日
基本無休
Google Map
https://maps.app.goo.gl/83XNEzz3JUK88Mqg9
 

アユタヤグルメ③|ボートヌードルの超人気店【クイッティアオルア ルンレック】

ボートヌードルはタイ語でクイッティアオ ルア(ก๋วยเตี๋ยวเรือ)と呼ばれる麺料理です。
「ルア」は船という意味なので、まさにボートヌードル。
船上で食べる麺料理ではなく、小舟の上で作っていたことが由来となりこの名称になったというわけです。

麺は通常のクイッティアオと同じくセンレック(細麺)やセンミー(ビーフン)、センレック(太麺)、バミー(小麦麺)などを使い、スープは豚の血を入れたナムトックです。
なのでクイッティアオ ナムトックと味は似ていますが、スープに使う材料が若干多いので厳密にいうと異なっています。

そしてクイッティアオルアの最大の特徴といえば、器のサイズ。
一般的なクイッティアオよりも半分ほどしかなく、「タイ版わんこ蕎麦」と呼ばれることもあり、1杯だけで満足できる量ではないので、いくつかの種類を一度に食べられるのがクイッティアオルアのメリットです。

超人気店レックおじさんのボートヌードル

アユタヤ名物に数えられるだけに、アユタヤ遺跡の周辺にはこのクイッティアオルアの店が多く、どこで食べたらいいか迷うこと甚だしい。
どこで食べても外れることはないでしょうが、何度も来ることがないアユタヤだけに、せっかくなら有名店で食べたいと思うのは私だけじゃないはず。
といった理由からアユタヤ遺跡周辺での人気店を探したところ、目に留まったのが『クイッティアオルア ルンレック』でした。

クイッティアオルア ルンレック/ก๋วยเตี๋ยวเรือลุงเล็ก

かなりの席数が用意されています

豚と牛のクイッティアオがあります

店名のルンレックは「レックおじさん」という意味。
麺は通常のクイッティアオと同じくセンレック(細麺)やセンミー(ビーフン)、センレック(太麺)、バミー(小麦麺)などを使い、スープは豚の血を入れたナムトックです。

そしてクイッティアオルアの最大の特徴といえば、器のサイズ。
一般的なクイッティアオよりも半分ほどしかなく、「タイ版わんこ蕎麦」と呼ばれることもあり、1杯だけで満足できる量ではないので、いくつかの種類を一度に食べられるのがクイッティアオルアのメリットです。

クイッティアオルアのコクのあるスープにしびれる!

クイッティアオルアのスープは前述したように、豚の血を入れることによって独特のコクが得られるのですが、これがいいんだ。
レックおじさんのスープは特にコクが素晴らしい。
豚の血、と聞くだけで「うぃ…」となってしまう人もいるでしょうが、騙されたと思って食べてみなさいな!

スープ無しはタレが和えられているので、しっかりと麺を混ぜてからいただきます。
タレは甘辛く、これがセンレックの麺に絡んで、タイ版の和え麺に変身。

スープなしのクイッティアオルア

牛のクイッティアオも豚の血が入っていますが、牛骨を使ったスープなので豚のクイッティアオとは若干風味が異なっています。
こちらはバミー麺を入れたのですが、瞬く間に完食。
4種類ものクイッティアオを堪能して80バーツですから、コストパフォーマンスの高さにしびれます!

牛肉のクイッティアオスープ有り

 

店名
クイッティアオルア ルンレック/ก๋วยเตี๋ยวเรือลุงเล็ก
営業時間
08:00-16:00
定休日
基本無休
Google Map
https://maps.app.goo.gl/wxGtTvmoJSpQuuRp9
 

アユタヤグルメ④|とろとろ牛肉煮込みのガパオライス

アユタヤ名物といえば川エビやボートヌードルですが、これらばかりだと食傷気味になるし、そもそも海老やクイッティアオがそれほど好きでなければ他タイ料理を選びたいでしょう。
そういった方々に推したいのが『クイッティアオ ピーノック ヌアトゥン ムートゥン』です。

アユタヤで唯一!?牛肉煮込みと豚肉煮込みの専門店

場所はアユタヤナイトマーケットから東へ数百メートルのところで、パーサック川からそれほど遠くない場所に立地しています。
 

クイッティアオ ピーノック ヌアトゥン ムートゥン/ก๋วยเตี๋ยวพี่โหนก เนื้อตุ๋น หมูตุ๋น

テーブル席は10席ほど

店名にクイッティアオと掲げているだけに、もちろんクイッティアオもあるんですが、ここは違う料理を紹介したいんです。
店名に冠されているヌアトゥンは牛煮込み、ムートゥンは豚煮込みを意味するタイ語で、これらを使った料理が揃っています。気になったひとつが牛煮込みと豚煮込みを使ったガパオライス。
そしてもう1品が、牛煮込みと豚煮込みのスープです。
 

とろとろ牛肉煮込みのガパオライス&豚煮込みのイサーンスープ

注文したのは牛肉煮込みのガパオライスと、豚肉煮込みのスープの2品。

ガパオライスに使われているのはとろとろに煮込まれた牛肉で、これにガパオの香りが加わり、最高傑作品に仕上がっています!
唐辛子の程よいスパイスもあり、食べ始めたら止まらない力を秘めています。

牛肉煮込みのガパオライス

豚肉煮込みのイサーン風スープ

そして2品目の豚肉煮込みのイサーン風スープ。
イサーン料理のスープのように酸味と辛味が効いた味わいで、これに豚煮込みの甘さが加わることで新境地のスープに昇華しています。
牛煮込みと豚煮込みという魅惑の2品によって、あっという間に白ご飯を平らげてしまいました!

 
店名
クイッティアオ ピーノック ヌアトゥン ムートゥン/ก๋วยเตี๋ยวพี่โหนก เนื้อตุ๋น หมูตุ๋น
営業時間
08:30-17:30
定休日
基本無休
Google Map
https://maps.app.goo.gl/XnH5a8hHuydeJfmq7

 

 

アユタヤグルメ⑤|カニの身たっぷりカノムジーン

アユタヤには遺跡をはじめ寺院など見どころがたくさん点在しているため、いくつかに絞らないと1日ではとても周れません。
旅行者に必ずといっていいほど選ばれるのは、木の根に仏像の頭が埋まったワットマハタート。
そしてワットヤイチャイモンコンもそのひとつです。

ワットヤイチャイモンコン(วัดใหญ่ชัยมงคล)

ワットヤイチャイモンコンの仏塔は高さ72mあり、アユタヤを建都した初代ウートン王が、留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、アユタヤでも重要な遺跡のひとつに数えられています。

さらに詳しい情報はタイ政府観光庁のWebサイトなどをご覧いただくとして、こちらの記事で紹介したいのは、ワットヤイチャイモンコンの近くにある『カノムジーントンガンプー』というお店です。

カニの身たっぷりのナムヤープーに恍惚

カノムジーントンガンプー/ขนมจีนต้นก้ามปู

『カノムジーントンガンプー』は店名通り、カノムジーンという麺料理の専門店。
カノムジーンは米粉を原材料とした押し出し麺で、日本のそうめんに似ています。
名前をそのまま訳すと「中国のお菓子」になるのですが、語源はモン語の「ハノムチン」がなまったもので、「ねかせたうるち米の粉」といった意味です。

本来は祝い事や慶事などのパーティーの食べ物で、バンコク周辺のモン人の集落では、現在でもお祝いの席では欠かさず用いられている料理だといわれています。

カノムジーンはいろんなスープでいただくのですが、『カノムジーントンガンプー』が推しているのはカニ入りのナムヤープー(น้ำยาปู)

ナムヤープー(น้ำยาปู)

イエローカレーやハーブを使った濃厚なスープで、カニの身はたっぷり使われていて香りが良く、これは素晴らしい。
タイ人が絶賛しているのも頷けるクオリティーの高さです。

カノムジーンナムニャオも旨い!

ナムニャオ(น้ำเงี้ยว)

ナムヤープーのほかにナムニャオ(น้ำเงี้ยว)もオーダーしました。

ナムニャオは北タイの代表的な料理のひとつで、豚スペアリブやトマトを使ったスパイシーなスープです。
具材がたっぷり入っていて、程よい辛さとトマトを始めとしたハーブの風味が効いています。
これもまた旨いんだ。
複数人で来店するなら、いろんなスープを並べてカノムジーンをいただくのがおすすめです。

【カノムジーントンガンプー】のおすすめメニュー

『カノムジーントンガンプー』のメニューを開くと、まずはじめにおすすめメニューが紹介されています。
1番から7番までは麺やご飯など、8番から13番がスープです。
カタカナ併記した全メニューを紹介しますので、注文時に役立ててください。
 
 

カオ レ セン/ข้าวและเส้น

1.センカノムチーンソッド/เส้นขนมจีนสด
2.センヤイガティアムジヤオ/เส้นใหญ่กระเทียมเจียว
3.カオスアイ/ข้าวสวย
4.カオニャオ/ข้าวเหนียว
5.ローティーダンデーム/โรตีดั้งเดิม
6.ローティーポーン/โรตีโป่ง
7.カイトム/ไข่ต้ม

ナムヤーカノムジーン/น้ำยาขนมจีน

8.ナムヤープーコン/น้ำยาปูก้อน
9.ナムヤープーコンXL/น้ำยาปูก้อน XL
10.ナムヤーパー/น้ำยาป่า
11.ナムニャオ/น้ำเงี้ยว
12.ゲーンキオワーン/แกงเขียวหวาน
13.ナムプリック/น้ำพริก

店名
カノムジーントンガンプー/ขนมจีนต้นก้ามปู
営業時間
09:00-18:00
定休日基本無休
Google Maphttps://maps.app.goo.gl/YowStSGqXpjL6XUU7

 

 

アユタヤグルメ⑥|ロティサイマイの人気店【ロティサイマイアビジン】

アユタヤ名物として忘れてはいけないのがロティサイマイ。
ロティサイマイとは薄く焼いた生地に綿菓子を巻いていただくタイ菓子です。

アユタヤ遺跡の周辺にはこのロティサイマイを売る店がいくつもあり、それらの中でも人気を博しているのが『ロティサイマイアビジン』。
遺跡群の南に位置しているお店です。

ロティサイマイアビジン/โรตีสายไหม อาบีดีน

 

ロティサイマイはセット売りされていて量によって値段が分かれています。
『ロティサイマイアビジン』では30バーツ、50バーツ、100バーツ、300バーツの4種。

『ロティサイマイアビジン』の値段表

ロティサイマイの綿菓子

食べ方はは、まず生地を1枚はがして綿菓子を適量乗せ、くるくるっと巻いてパク。
たったそれだけです。
『ロティサイマイアビジン』は人気店だけあり生地が作りたてだからか、モチモチ感があって旨い。
これが人気店じゃなければ前日に作ったものを置いていたりするので、ロティサイマイを買うならやはり『ロティサイマイアビジン』のような繁盛店がおすすめです。

店名
ロティサイマイアビジン/โรตีสายไหม อาบีดีน
営業時間
06:00-18:00
定休日
基本無休
Google Map
https://maps.app.goo.gl/8gzt8M9yEf5a8MVw8

 

 

アユタヤグルメ⑦|タイ国鉄駅近くで地元民に愛される名食堂【サタニーゴー】

私がアユタヤ滞在中、宿泊場所として利用していたのは『クルンシーリバー ホテル』というホテルです。
ここを選んだ理由はいくつかありまして、まずバンコクから車をレンタルしていたので駐車場が必要だったこと。
2つめは部屋に仕事をするためのテーブルが設けられていたこと。
3つめアユタヤ遺跡群から近かったこと。
最後は、それほど新しいホテルでもないので料金が安かったこと、の4点でした。

上記に当てはまる方がいるようでしたら、おすすめです。

アユタヤ駅近くで見つけた食堂【サタニーゴー】

アユタヤ滞在の最終日の夜、ホテル近くのどこかで食事をしようと徘徊していると、アユタヤ駅のすぐそばで営業しているお店が目に留まりました。
外観からして明らかに外国人客を狙った店ではなく、周辺に住むタイ人が通うような店舗です。
そういった店をこよなく愛する者ですので、迷うことなく入店いたしました。
 

アユタヤ駅近くの「サタニーゴー(ร้านสถานีโก๊ะ)」

列車のロゴが描かれています

タイ人のお客さんばかりでした

店名は『サタニーゴー(ร้านสถานีโก๊ะ)』
「駅」という意味のタイ語「サタニー」が使われているのは、アユタヤ駅の近くに立地しているからでしょう。
メニューを見るとタイ語オンリー。

「うちは外国人客なんて相手してまへん!」

といった気概を感じられて清々しい。
タイ語が読めなければ他のお客さんが注文している料理を見て、気に入ったものを指で差してオーダーするしかないでしょう。
僕がこちらで注文したのは3品です。

パックブンファイデーン/ผักบุ้งไฟแดง

空芯菜炒めのパックブンファイデーン(ผักบุ้งไฟแดง)

初めてのお店に来て注文する料理に迷ったら、メニューに掲載されている最初の料理を選ぶ、というのが僕流です。
メニューの冒頭には店がもっとも推したい料理が載せているだろうとの推測から、そのような選び方にしています。
あと、調理場の壁を見ると使い古したフライパンがずらっと並んでいたので、この店はきっと炒め物が得意なんだろうという推察し、1品目に載っていたのはパックブンファイデーンは間違いないという判断にいたりました。

使い古したフライパンがずらり!

そして出てきた空芯菜炒め。
強火で炒めた空芯菜はシャキシャキ感がしっかりとあるし、味付けも抜群。
僕のチョイスは間違いありませんでした。

ヤムカイヨーマー / ยำไข่เยี่ยวม้า

ヤムカイヨーマー( ยำไข่เยี่ยวม้า)

ピータンを使ったヤムです。
ピーナッツや玉ねぎ、パクチー、豚挽肉、甘酢生姜(ガリ)などを、マナオや唐辛子などで和えて味付けをしています。
僕はこのヤムが好きなんですが、ヤムを置いている店でもこれが無い店が多く、メニューに載っていたらかなりの頻度で注文するお気に入りです。
 

ムーグロープパットプリックパオ / หมูกรอบผัดพริกเผา

 

ムーグロープパットプリックパオ(หมูกรอบผัดพริกเผา)

当初は上記2品だけを注文していたのですが、どちらも思っていた以上に美味しかったので、もう1品食べてみようとメニューを見て決めたのがコチラ。
カリカリ豚のムーグローブを、プリックパオを使って炒めた料理です。
プリックパオとはトムヤムで使われる唐辛子ペースト。

案外ありそうであまり見たことがない料理だったのと、ムーグローブ好きだったのが決め手になったというわけです。
こちらも大正解でした。
ムーグローブのカリカリ感が素晴らしくて、プリックパオの使い方が見事。
バンコクにこの店があれば間違いなく通っているだろうなぁ。

『サタニーゴー』は何を注文しても旨いハズレなしの店なんですが、メニューにタイ語しかないのがハードルを上げています。
というわけで、別ブログ「激旨タイ食堂」でタイ語を併記した全メニューを書き出しました。
来店することがあれば以下リンクをご覧ください。

タイ国鉄アユタヤ駅近く|地元民に愛される名食堂【サタニーゴー】

 

店名サタニーゴー/ร้านสถานีโก๊ะ
営業時間11:00-22:30
定休日基本無休
Google Maphttps://maps.app.goo.gl/CzCpYGDcGhiVQhuc9

 

バンコクからアユタヤ遺跡へ行くならチャータータクシー

バンコクからアユタヤ遺跡を数カ所見に行きたい、という方にお知らせです。
弊社TRIPULLでは、アユタヤへのチャータータクシーを手配しています。
アユタヤの遺跡はもちろんのこと、象乗りが出来るアユタヤエレファントキャンプや、アユタヤ水上マーケット、今回紹介したアユタヤナイトマーケットなどなど、お好きなところを5ヶ所周れるプランです。

日本語ガイドを付けたプライベートツアーもありますので、アユタヤ遺跡観光にご利用ください!

 

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

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