アユタヤは遺跡や寺院が注目されがちですが、バンパイン宮殿(Bang Pa-In Palace)も、ぜひ訪れてもらいたい見どころのひとつ。
17世紀にアユタヤ王朝のプラサート・トン王によって建設されたこの宮殿は、長い歴史を持ち、その美しい建築と庭園は訪れる人々を魅了します。
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バンパイン宮殿の歴史
バンパイン宮殿は、もともとアユタヤ王朝の夏の離宮として建設されました。
しかし、アユタヤ王朝がビルマ軍によって滅ぼされた後、宮殿は放棄され、長い間荒廃していました。
現在の姿に再建されたのは、19世紀後半にラーマ4世とラーマ5世によってです。
特にラーマ5世は、西洋文化と建築に影響を受け、バンパイン宮殿の多くの建物にその影響が見られます。
バンパイン宮殿の見どころ
バンパイン宮殿は広大な敷地に数々の美しい建物と庭園が点在しています。以下は、宮殿内で特に注目すべきスポットです。
アイサワン・ティッパヤー・パビリオン
宮殿の中央に位置するこの美しい塔は、タイの伝統的な建築様式で建てられており、池の中央に浮かぶように建てられています。
塔の名前は「光明に満ちた」と訳され、その優雅な姿はまさにその名の通りです。
プラ ティナン ワローパート ピマーン
プラ ティナン ワローパート ピマーン(Phra Thinang Warophat Phiman)19世紀後半にラーマ5世(チュラロンコーン大王)によって建設されました。
この建物は、タイの伝統的な建築様式と西洋の影響を融合させた独特のデザインが特徴です。
外観はコロニアル風のエレガントなデザインで、宮殿全体の中でもひときわ目を引く存在です。
宮殿の入場料と注意点
バンパイン宮殿の入場料は外国人観光客の場合、大人100バーツです。
宮殿内のドレスコードにも注意が必要で、特に短パンやノースリーブなど、肌の露出が多い服装は禁止されています。
入場の際には、適切な服装を心がけてください。
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