チャオサムプラヤー国立博物館|貴重な装飾品などを展示

アユタヤ遺跡から発掘された貴重な装飾品などを展示|チャオサムプラヤー国立博物館

チャオサムプラヤー国立博物館(Chao Sam Phraya National Museum)は、アユタヤ歴史公園の中に位置し、1961年に開館しました。

博物館にはタイの歴史における重要な文化財を展示しており、その多くがかつてのアユタヤ王朝時代のもので、ここでしか見ることのできない貴重な展示物が揃っています。

チャオサムプラヤー国立博物館
チャオサムプラヤー国立博物館

チャオサムプラヤー国立博物館主な展示物

博物館のハイライトは、アユタヤ王朝の黄金の宝物です。
特に「ワット・ラーチャブラナ」から発掘された仏像や王室の装飾品は圧巻です。

チャオサムプラヤー国立博物館
チャオサムプラヤー国立博物館


金で装飾された仏像や宝石が散りばめられた王冠、ネックレスなどは、その細部まで丁寧に作り上げられた美しさで、タイの工芸技術の高さを物語っています。

また、仏教美術や宗教儀式に関連するアイテムも多く展示されています。
これらの展示物を通じて、アユタヤ時代の宗教的な信仰や日常生活の様子が垣間見ることができます。

チャオサムプラヤー国立博物館の見どころ

館内は3つの主要な建物から構成されており、それぞれ異なるテーマに沿った展示が行われています。
一つ目は、アユタヤ時代の仏教美術品を展示する建物です。
ここでは、仏像やレリーフ、仏教に関わる様々な美術品を観賞できます。

二つ目の建物には、アユタヤ王朝の王室の宝物が収蔵されています。
特に、前述のワット・ラーチャブラナから出土した黄金の仏像や王冠などは、タイの美術史上でも非常に価値のあるものです。

チャオサムプラヤー国立博物館
ワット・ラーチャブラナの模型
ワット・ラーチャブラナ
こちらは黄金色のワット・ラーチャブラナ

最後の建物では、タイの陶器や土器、古代の工芸品が展示されています。
これらの展示は、アユタヤが国際的な貿易都市であったことを物語り、当時の生活様式や技術の発展を示しています。

チャオサムプラヤー国立博物館を訪れる際のポイント

チャオサムプラヤー国立博物館を訪れる際は、じっくりと時間をかけて展示を楽しむことをお勧めします。
館内は広く、見応えのある展示が多いため、少なくとも2時間以上は滞在する計画を立てると良いでしょう。

また、博物館はエアコンが効いているため、暑い日中の観光にも最適です。
アユタヤの歴史的な遺跡を巡る前後に、博物館で一息つきながらタイの文化を学ぶのも良いでしょう。

アクセスと料金

チャオサムプラヤー国立博物館は、アユタヤ市内の中心部から徒歩で簡単にアクセスできます。
入館料は、外国人観光客の場合、約150バーツ(約500円)です。
開館時間は午前9時から午後4時までで、月曜日と火曜日は休館日となっています。

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

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