バンコク中心部のラチャプラソン交差点にある「エラワン祠」は、タイ語でターオ・マハープロム祠と呼ばれる参拝場所です。グランドハイアット・エラワン・バンコクの前にあり、タイ人だけでなく海外からも多くの参拝者が訪れます。
日本では「エラワン廟」や「エラワンプーム」と呼ばれることもあります。仏教寺院ではなく、ヒンドゥー教のブラフマー神をタイの信仰文化の中で祀る祠です。
この記事では、エラワン祠の歴史、4つの顔を持つ像の意味、供え物を使った参拝方法、タイ舞踊の奉納、BTSチットロム駅からの行き方を紹介します。
エラワン祠は毎日6:00~22:00に無料で参拝できます。公式案内では、正面から始めて時計回りに4面すべてを参拝します。BTSチットロム駅からスカイウォークを利用でき、初めてでも訪れやすい場所です。
Contents
エラワン祠の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | エラワン祠 Erawan Shrine Thao Maha Phrom Shrine |
| 開門時間 | 毎日6:00~22:00 |
| 参拝料 | 無料 供え物や舞踊奉納は別料金 |
| 所在地 | ラチャプラソン交差点 グランドハイアット・エラワン・バンコク前 |
| 最寄り駅 | BTSチットロム駅 8番出口方面からスカイウォークを利用 |
開門時間や参拝時の運用は、式典や現地事情によって変更される場合があります。当日の掲示と係員の案内を優先してください。
エラワン祠とは
エラワン祠は、1956年に当時のエラワン・ホテル建設に伴って建立されました。工事中にさまざまな問題が起きたため、占星術や伝統的信仰の専門家へ相談し、守護と吉祥を願う祠を設けることになったと伝えられています。
祀られているのは、4つの顔を持つターオ・マハープロムです。像はタイ美術局によって制作され、1956年11月9日に安置されました。現在の祠は、ヒンドゥー教、仏教、タイの民間信仰が重なり合うバンコクの信仰文化を象徴する場所の一つです。

4つの顔にはどのような意味がある?
ターオ・マハープロムは、東西南北の4方向を見渡す4つの顔を持っています。インターネット上では、仕事、金運、恋愛、健康など、それぞれの顔に異なる願いを割り当てる説明も見られますが、解釈は一定ではありません。
エラワン祠の公式参拝案内では、正面だけで終わらず、時計回りに4面すべてを参拝する方法が紹介されています。特定の面だけを選ぶより、4方向すべてに敬意を表して参拝するのが分かりやすい方法です。
エラワン祠の参拝方法
公式案内に基づく基本的な参拝手順は次のとおりです。
・祠の周辺または指定場所で供え物を用意する
・正面の像から参拝を始める
・1面につき線香3本、ろうそく1本、花輪1つを供える
・時計回りに移動し、残りの3面も同様に参拝する
・4面を参拝した後、感謝を込めて一礼する
線香やろうそくの使用方法は、火気や煙への対応によって変わることがあります。火をつけずに供えるよう案内されている場合は、現地の指示に従ってください。

供え物はどこで購入できる?
供え物には、線香、ろうそく、黄色い花輪などが使われます。祠の周辺には供え物を販売する場所があり、内容や大きさによって料金が異なります。
初めて参拝する場合は、必要以上に大きなセットを購入する必要はありません。祠の公式販売場所や係員の案内を確認し、自分に合った内容を選びましょう。

願いがかなった後のタイ舞踊奉納
エラワン祠の一角では、伝統衣装を着た舞踊団による奉納舞踊が行われています。願いがかなった後のお礼として舞踊を奉納する人が多く、参拝者は舞踊団の前に座って祈ります。
奉納を希望する場合は、専用の受付で人数や料金を確認して申し込みます。舞踊は観光ショーではなく、参拝者の依頼による奉納です。撮影する際は祈っている人や舞踊団の妨げにならないよう配慮しましょう。

BTSチットロム駅からの行き方
BTSチットロム駅で下車し、8番出口方面からラチャプラソン交差点へ続くスカイウォークを進みます。グランドハイアット・エラワン・バンコク前まで歩き、地上へ降りるとエラワン祠があります。
周辺はセントラルワールド、ゲイソン・ビレッジ、セントラル・チットロムなど大型商業施設が集まるエリアです。夕方は道路と歩道が混雑しやすいため、時間に余裕を持って移動してください。

混雑を避けるなら何時がおすすめ?
比較的落ち着いて参拝したい場合は、平日の朝が候補です。昼から夕方、休日、タイや中華圏の祝祭時期には、多くの参拝者や団体が訪れることがあります。
ただし、朝でも祭事や団体参拝が行われる場合があります。静かな時間を確約できる場所ではないため、参拝者が多い場合は順番を守り、立ち止まって通路をふさがないようにしましょう。
参拝・撮影時の注意点
・祠は観光地である前に、現在も多くの人が祈る場所です
・像や供え物に触れないようにします
・参拝者の顔を無断で近距離から撮影しないようにします
・三脚や大きな撮影機材を使う場合は、事前に許可を確認します
・供え物や線香は当日の案内に従って使用します
・貴重品やスマートフォンの管理に注意します
日本語ガイドとバンコクのパワースポットを巡る
TRIPULLでは、エラワン祠、ワット・マンコン、ワット・フアランポーン、ワット・ケークを日本語ガイドと専用車で巡るプライベートツアーを準備しています。それぞれ異なる信仰文化や参拝方法を、日本語で確認しながら巡る内容です。
よくある質問
同じ場所です。日本語ではエラワン祠、エラワン廟、エラワンプームなどの呼び方があります。公式英語名はErawan Shrineです。
毎日6:00~22:00です。式典や現地事情によって変更される場合があるため、当日の案内も確認してください。
参拝は無料です。線香、ろうそく、花輪などの供え物や、タイ舞踊の奉納には別途料金がかかります。
公式案内では、正面から始めて時計回りに4面すべてを参拝する方法が紹介されています。
一般的な記念撮影は可能ですが、祈っている人の顔を無断で撮影したり、通路をふさいだりしないよう配慮してください。大きな機材を使う場合は事前に許可を確認しましょう。
BTSチットロム駅です。8番出口方面からスカイウォークをラチャプラソン交差点方向へ進むと便利です。











