タイ・バンコクへの社員旅行で幹事を任されたものの、「何か月前から準備すればいい?」「参加者から何を確認する?」「タイ入国前に必要な手続きは?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
社員旅行は個人旅行と違い、参加人数の確定、航空券やホテル、部屋割り、貸切車両、食事制限、入国準備、緊急時の連絡方法まで、複数の項目を同時に管理する必要があります。
この記事では、タイで旅行会社を運営するTRIPULLが、タイ社員旅行の幹事が6か月前から出発当日までに確認したいことを時系列で整理します。まだ日程や人数が決まっていない場合も、できるところから順番に進めれば問題ありません。
Contents
タイ社員旅行の準備はいつから始める?
結論から言うと、10名以上のタイ社員旅行は、できれば出発の6~4か月前から準備を始めるのがおすすめです。
最初に決めたいのは、旅行の目的、候補日、参加予定人数、1人あたりの予算です。その後、航空券・ホテル・タイ国内の移動・観光・食事を順番に具体化します。
| 時期 | 主な準備 |
|---|---|
| 6~4か月前 | 目的・候補日・人数・予算・行き先を決める |
| 3~2か月前 | 航空券・ホテル・貸切車両・観光・食事を手配する |
| 1か月前 | 参加者情報、部屋割り、食事制限、荷物量を確定する |
| 1週間前 | 最終行程、集合場所、緊急連絡方法を全員へ共有する |
| 到着3日前以内 | 対象者のTDAC登録と登録内容を確認する |
| 前日・当日 | パスポート、航空券、点呼、連絡先、車両を最終確認する |
タイ社員旅行の全体像を先に確認したい方は、タイ・バンコク社員旅行完全ガイドもあわせてご覧ください。
6~4か月前|目的・日程・人数・予算を決める
社員旅行の目的を社内で共有する
最初に「何のための旅行か」を決めます。社員同士の交流、慰労、表彰、研修、視察など、目的によって適した行程は変わります。
- ・社員同士の交流を深めたい
- ・日頃の慰労を目的にしたい
- ・表彰や会社行事を組み込みたい
- ・タイの企業・工場・市場を視察したい
- ・観光と自由時間をバランスよく設けたい
目的が曖昧なまま観光地だけを増やすと、参加者の負担が大きくなりがちです。全員で行動する時間と自由時間の割合も、この段階で大まかに決めておきましょう。
候補日と参加予定人数を決める
正式な人数が決まっていなくても、「10~15名」「20名前後」のような概算があれば、ホテルや車両の候補を検討できます。
ただし、貸切車両は座席数だけでなく、スーツケースの個数や大きさも重要です。空港送迎を含む場合は、参加人数と荷物数の両方を伝えましょう。
予算の範囲を決める
予算は「1人あたり」と「会社全体」の両方で考えると整理しやすくなります。航空券・ホテルと、タイ到着後の現地手配を分けて見積もる方法もあります。
10名・20名・30名の現地手配例については、タイ社員旅行の費用はいくら?人数別のバンコク現地手配例で紹介しています。
3~2か月前|航空券・ホテル・現地手配を進める
航空券とホテルを手配する
航空券は、参加者の出発地、利用空港、到着時刻がそろうか確認します。便が分かれる場合は、空港送迎も便ごとに必要になる可能性があります。
ホテルは料金だけでなく、朝食会場の広さ、大型車両の乗降場所、周辺の交通状況、自由行動のしやすさも確認しておくと安心です。
タイ国内の貸切車両を決める
バンコクでは、朝夕を中心に渋滞が発生します。団体旅行では、複数のタクシーに分乗すると集合確認や到着時間の管理が難しくなるため、人数に合った貸切車両を用意すると移動をまとめやすくなります。
車両を相談するときは、人数、スーツケース数、利用日、出発地、訪問先、終了場所を伝えてください。車両選びの基本は、バンコクのタクシーチャーターガイドでも解説しています。
観光・食事・懇親会を決める
寺院観光、アユタヤ、ディナークルーズ、タイ料理店など、全員で参加する内容を決めます。参加者の年齢や旅行経験に幅がある場合は、予定を詰め込みすぎないことも大切です。
会社代表者の挨拶、表彰、余興などを行いたい場合は、一般のクルーズだけでなく、貸切ディナークルーズも候補になります。
1か月前|参加者情報と部屋割りを確定する
参加者の氏名は、航空券やホテルの予約情報とパスポートの表記が一致しているか確認します。入力ミスを避けるため、口頭ではなく、パスポートの表記を見ながら確認する方法が安心です。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 氏名・国籍 | パスポートと同じ表記で確認 |
| パスポート | 有効期限と必要な残存期間を確認 |
| 航空便 | 便名、到着空港、到着・出発時刻 |
| 部屋割り | 1名室・2名室、禁煙・喫煙など |
| 食事 | アレルギー、宗教上の制限、菜食対応 |
| 健康・移動 | 歩行、車椅子、持病など必要な配慮 |
| 荷物 | スーツケースの予定数と大型荷物 |
| 緊急連絡先 | 本人以外に連絡できる相手 |
参加者情報には個人情報が含まれます。閲覧できる担当者を限定し、旅行終了後は社内ルールに沿って適切に管理・削除してください。
1週間前|行程と緊急連絡方法を全員へ共有する
最終行程表は、移動時刻だけでなく、集合場所、服装、食事、自由時間、緊急連絡先まで一つにまとめます。
- ・空港やホテルでの集合場所
- ・集合時刻と出発時刻
- ・当日の服装や寺院観光時の注意
- ・貸切車両の乗車方法
- ・食事会やディナークルーズの集合場所
- ・自由行動後の再集合場所
- ・幹事・現地担当者の連絡先
- ・体調不良や紛失時の連絡方法
紙の行程表だけでなく、参加者がスマートフォンで確認できるPDFやグループチャットにも共有しておくと便利です。
タイ社員旅行で特に確認したい7つのこと
1.TDACを到着3日前以内に登録する
タイへ入国する外国籍の旅行者は、原則としてタイデジタル到着カード(TDAC)の事前登録が必要です。登録できるのはタイ到着日を含む3日以内で、公式サイトで無料で手続きできます。
TDACには団体登録機能がありますが、公式FAQでは一度に登録できる人数は最大10名と案内されています。11名以上の場合は複数回に分ける必要があります。登録対象や手続きは変更される可能性があるため、出発前にタイ入国管理局のTDAC公式サイトを確認してください。
2.国籍ごとに入国条件を確認する
社員旅行の参加者が全員日本国籍とは限りません。査証の要否や滞在可能日数は国籍・旅券・渡航目的によって異なるため、参加者の国籍を早い段階で確認してください。
日本国籍者についても制度が変更されることがあります。最新情報は、タイ国政府観光庁の入国案内や関係機関で確認しましょう。
3.到着空港と便名を間違えない
バンコクには、スワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港があります。参加者の便が分かれる場合は、どの空港に何時に到着するかを一覧にして、送迎車両の手配漏れを防ぎます。

4.バンコクの渋滞を前提に予定を組む
バンコクでは曜日、時間帯、天候などによって移動時間が大きく変わることがあります。空港、レストラン、クルーズなど、到着時刻が決まっている予定の前後には余裕を持たせましょう。
5.食事制限を店の予約前に確認する
アレルギー、ハラール、ベジタリアン、辛い料理が苦手など、食事に関する希望は店を決める前に集めます。人数が多いほど当日の変更が難しくなるため、事前確認が重要です。
6.歩行や乗降に配慮が必要な方を確認する
寺院や遺跡では階段や段差があり、徒歩移動が長くなる場合があります。高齢の参加者や車椅子を利用する方がいる場合は、観光地や車両を決める前に現地手配会社へ相談してください。
7.参加人数だけで車両を決めない
空港送迎では、座席が足りていてもスーツケースを積めない場合があります。大型荷物、ゴルフバッグ、車椅子などがある場合は、個数と大きさを事前に伝えましょう。
前日・当日の最終チェック
| タイミング | 確認すること |
|---|---|
| 前日 | パスポート、航空券、TDAC、旅行保険、行程表、緊急連絡先 |
| 集合時 | 参加者の点呼、欠席・遅刻、預け荷物、乗継便 |
| タイ到着時 | 入国後の集合場所、荷物の受取、送迎担当者との合流 |
| 観光中 | 出発前の点呼、忘れ物、体調、次の集合時刻 |
| 帰国前 | 空港到着時刻、パスポート、荷物、免税品、航空便の変更 |
幹事が一人で抱え込まないための役割分担
人数が多い社員旅行では、幹事一人ですべてを管理するのは大変です。社内で次の役割を分担すると、確認漏れを減らせます。
- ・全体責任者:最終判断と社内承認
- ・参加者管理:名簿、部屋割り、食事制限
- ・会計担当:予算、集金、現地支払い
- ・当日担当:点呼、集合時間、忘れ物確認
- ・記録担当:写真、社内報、旅行後の共有
タイ国内の車両、観光、日本語ガイド、ディナークルーズなどを現地旅行会社へまとめて依頼すれば、幹事が個別の事業者と連絡する負担も軽減できます。
TRIPULLで対応できるタイ現地手配
TRIPULLでは、航空券やホテルをすでに手配している企業から、タイ到着後の現地手配だけをご依頼いただくことも可能です。
- ・空港とホテル間の貸切送迎
- ・人数と荷物量に合わせた貸切車両
- ・バンコク市内観光
- ・世界遺産アユタヤなどの郊外観光
- ・日本語ガイド
- ・団体で利用するディナークルーズ
- ・貸切ディナークルーズ

人数や行程がまだ決まっていない段階でも、旅行予定日、参加予定人数、希望する内容をお知らせいただければ、現地手配についてご相談いただけます。
タイ社員旅行の準備についてよくある質問
10名以上の社員旅行なら、できれば出発の6~4か月前から始めるのがおすすめです。まず候補日、概算人数、予算を決め、その後に航空券・ホテル・現地移動を具体化します。
可能です。「10~15名」「20名前後」のような概算人数でも、車両や行程の候補を検討できます。正式手配までに確定期限を確認してください。
TDACには団体登録機能があり、代理登録も可能です。公式FAQでは一度に最大10名までと案内されているため、11名以上の場合は複数回に分けます。登録前に全員の正確な情報を用意してください。
可能です。空港送迎、貸切車両、観光、日本語ガイド、ディナークルーズなど、タイ国内の手配だけでも相談できます。
参加人数に加えて、スーツケース、ゴルフバッグ、車椅子などの荷物量も必要です。空港送迎では特に、荷物を含めて車両を選ぶ必要があります。
初めてタイを訪れる方が多い場合や、参加人数が多い場合はおすすめです。観光案内だけでなく、集合時間の案内やドライバーとの連絡も行程を進めやすくします。
問題ありません。自由行動の終了時刻、再集合場所、緊急連絡先を明確に共有し、遅れた場合の対応も決めておきましょう。
タイ社員旅行の現地手配をご相談ください
TRIPULLでは、バンコクを中心とした社員旅行・団体旅行の現地手配を承っています。まだ詳しい行程が決まっていない場合も、旅行予定日とおおよその人数からご相談いただけます。











