バンコク最安値のチャオプラヤーディナークルーズ! Yok Yor dinner cruise(ヨックヨーディナークルーズ)

バンコク最安値のチャオプラヤーディナークルーズ! Yok Yor dinner cruise(ヨックヨーディナークルーズ)

冒頭から唐突ですが、私は2011年よりタイ・バンコクに移住しました。
移住理由は、前職の出版社に採用が決まったためバンコクへ引っ越しただけで、タイが好きだったわけでもなく、タイ関しての興味はほぼゼロ。
移住してから数年は観光地の定番スポットであるワットアルンやワットポー、王宮、水上マーケットなどへ積極的に出掛けたことはなく、当時の私は旅行者よりバンコクに疎い在住者だったでしょう。

そんな私ですが、さすがに今となってはバンコク有名寺院から水上マーケットのほとんどは訪問し、いろんなアクティビティも体験しました。
とはいえすべてではありません。
いまだ体験したことがなかったのは、バンコクを流れる母なる川、チャオプラヤー川を遊覧する【ディナークルーズ】です。

20社近くが競合!?チャオプラヤー川のディナークルーズ

チャオプラヤー川では毎夜、ディナークルーズ船が数多く遊覧しています。
これほど盛んなのは、川沿いにワットアルンやワットポー、王宮といったタイの重要寺院が点在していること、アジアティークやラマ8世橋などライトアップされた見どころの豊富さにあるでしょう。
しかも、チャオプラヤー川でディナークルーズを開催している会社は、ホテルやレストランが催行しているもの大小を含めると15社ほどあり(弊社調べ)、低価格帯のものだと1,000バーツ〜で受付けしています。
これほど安く、しかも何社もあり毎夜催行しているため、満席で予約が取れないなんてこともない。
バンコクでチャオプラヤーディナークルーズが盛んなのは、こういった複数の理由があるためですが、それほど人気で有名なアクティビティなのに私は一度も申し込んだことがなく、いまに至っておるわけです…。

タイ人たちで賑わうディナークルーズ『Yok Yor dinner cruise(ヨックヨーディナークルーズ)』

一度ぐらいはチャオプラヤーディナークルーズを体験しなければ。
そんな思いをずっと持ち続けていた私は、チャオプラヤー川ディナークルーズを調べ始めました。
チャオプラヤーディナークルーズで日本人によく知られているのは『チャオプラヤークルーズ』『ホワイトオーキッド』『チャオプラヤープリンセス』『マノーラクルーズ』など。
本気で調べたら先述したように15社ぐらいあり、私が見つけられなかったものも含めると20社ぐらいは催行しているのではないかと思います。
それらの中で、どのディナークルーズに乗船するか…。
あまり観光客で溢れているクルーズは気乗りがせず、かといって落ち着いた高い価格帯のディナークルーズに付き合ってくれる在住日本人もいない。
選べないまま月日は経ち、ついに2018年に突入。
今年に入ってから私が見つけたのは、タイ料理レストラン『Yok Yor Marina & Restaurant』が毎日催行しているタイ人で賑わう格安のディナークルーズでした。
このディナークルーズは在住者の私でもかなり興味を惹かれる!

200バーツでチャオプラヤーディナークルーズへGO!

『Yok Yor Marina & Restaurant』はチャオプラヤー川のリバーサイドにあるタイシーフードレストラン。すぐ近くのクロンサン市場にも支店を持っており、タイ人には良く知られたレストランです。
同店のディナークルーズは他クルーズ会社が運営しているものとはシステムが異なっています。
まずは料理。
ディナークルーズ用の料理はなく、レストランと同じメニューが船上でもいただけます。
クルーズ船に調理場は設けられておらず、注文した料理はレストランで調理するため、出発の20時以降は料理の注文が不可。
出発の30分前までに料理をオーダーしておく必要があります。
ただ、簡単な料理なら20時以降でも提供できるようで、20時以降用のメニューもあるそうです。

チャオプラヤー川沿いに建つ『Yok Yor Marina & Restaurant』

客席は1階とルーフトップ

客層はタイ人がもっとも多く、次いで欧米人、日本人グループも1組見かけました

ディナークルーズとはいえ、料理もドリンクもレストランで食事する料金と変わりません。
食事代とは別に、クルーズ代金として200バーツ(1名)を支払わなければなりませんが、200バーツでチャオプラヤークルーズを満喫できるのだからコスパ高し!
『Yok Yor Marina & Restaurant』の料理は評判が良く、価格はシーフードレストランにしては決して高くはないと思います。
私たち(2名)がオーダーしたのは合計4品でした。

プラームック ヤッドサイトート ガティアム プリックタイ( ปลาหมึกยัดไส้ทอดกระเทียมพริกไทย)

プラームック ヤッドサイトート ガティアム プリックタイ(イカの肉詰めニンニクと胡椒炒め)

長々しい料理名ですが、私なりの言葉で日本語にしてしまうと「イカの肉詰めニンニクと胡椒炒め」。
名の通りイカの内部にミンチ肉が詰められています。そのイカをニンニクと胡椒の力をお借りして炒めているのですが、ニュアンスとしては表面をさっと揚げている、と表現した方が近いと思います。
炒め具合といい、ミンチ肉を詰めたイカといい、ニンニクと胡椒の加減といい、ピッチャーでオーダーしたハイネケンビールがぐいぐい進む一品。
タイ料理苦手、辛いの苦手っていう方にはおすすめです。苦手じゃない方にも!

ヤムウンセン(ยำวุ้นเส้น)

ヤムウンセン(春雨のヤム)

唐辛子はそれなりに投入されていますが、辛さはさほど強くありません。
屋台で提供している良い意味での「雑」さはなく、味を整えきれいに仕上げたヤムウンセンといえば伝わるでしょうか。
突っ張った感じはなく食べやすいヤムウンセンです。

ホイクレーンパオ(หอยแครงเผา)

ホイクレーン(焼きホイクレーン)

ご存じない方のために説明しておきますと、ホイクレーンとはこの小さな貝です。一般的な食し方は茹でたホイクレーンに、タイシーフードでは定番の緑色のタレに付けて召し上がる方法ですが、この日は焼いたホイクレーン「ホイクレーンパオ」にしました。
意外ながら初めての焼きホイクレーン。
茹でたVerでは味わえない香ばしが癖になりそう。

ゲーンルアン(แกงเหลือง)

ゲーンルアン(イエローカレー)

イエローカレーのゲーンルアン。タイ南部料理なのでかなりの辛さかと覚悟をしていたんですが、さすがにそれほどでもなく、軽く汗を浮かべる程度でいただくことができました。

『Yok Yor Marina & Restaurant』のメニュー(一部)

私がオーダーした以外のメニューも載せておきます。シーフードがメインで、エビやカニといった海鮮類がおすすめのようです。掲載しているメニューの他もあります。

『Yok Yor Marina & Restaurant』メニュー①

『Yok Yor Marina & Restaurant』メニュー②

『Yok Yor Marina & Restaurant』メニュー③

『Yok Yor Marina & Restaurant』メニュー④

ヨックヨーディナークルーズのルート

レストランを出航した船は北上。ワットアルンや王宮といった名所を通りラマ8世橋まで行くとUターンします。
その後はアジアティークまで南下。2時間のクルーズを終えてレストランへ戻ってきます。
ルートをGoogleマップで示してみました。
以下をご覧いただいた方が分かりやすいかもしれません。

初めて夜のチャオプラヤーをクルーズしましたが、天気が良かったこと、乾季で涼しかったこともあり、夜風が心地よく、ワットアルンや王宮の姿を見るたびにカメラのシャッターを切り、まるで旅行者のようにはしゃいでました(笑)
タイに7年住んだ私でさえこんなにテンションがあがるんですから、旅行者で何度もチャオプラヤーディナークルーズをリピートする方がいるのも理解できます。

ライトアップされたワットアルンは幻想的

タイ国内で最重要施設の1つであるワット・プラケオ(王宮)

夜になるとライトアップされるラマ8世橋

ナイトマーケットの『アジアティーク』です

カラオケもあります。欧米人2名がホテルカリフォルニアを熱唱していました

 

気になるディナークルーズのお会計は…

私たちがオーダーしたのは前述の4品と、ハイネケンビールのピッチャービールを2つ。これらの料金に加え、クルーズ代金が一人あたり200バーツ加算されます。
気になるお会計は……、合計で約1,700バーツでした。
アルコールと料理を含め、一人850バーツでチャオプラヤーディナークルーズをたっぷり2時間楽しめたことになります!
これはコスパ高いです。

『Yok Yor Marina & Restaurant』への行き方

バンコク中心部側からだと『Yok Yor Marina &Restaurant』はチャオプラヤー川の対岸にあるため、なんだか行き辛そうな印象を持つかもしれませんが、ボートをうまく利用するといとも簡単。
まず、BTSサパーンタクシン駅を降り、駅の裏手にあるサトーン船乗場(SATHON PIER)へ向かいます。
ここからチャオプラヤーボートに乗り、向かうのはシープラヤー船乗場(SI PHRAYA PIER)。

シープラヤー船乗場からは、対岸のクロンサン船乗場(KLONG SAN PIER)へ渡る小さなボートが出ています。
対岸へ渡るとクロンサン市場というローカルマーケットがあり、そこを通過してチャオプラヤー川沿いを道なりに行けば徒歩3、4分で『Yok Yor Marina &Restaurant』へ到着です。
(クロンサン市場の近くに姉妹店の『Yok Yor Restaurant』がありますので、お間違いないように!)

特に週末は予約しておくことをおすすめします

私が『Yok Yor Marina &Restaurant』へ来店したのは日曜日。唐突に「行こう!」と思い立ったので予約もせず飛び込みで来店しました。
週末だったにも関わらず幸運にも空席がありましたが、週末に来店するなら予約しておくことをおすすめします。
タイ語が話せない旅行者の方はYok Yor dinner cruiseに参加するのはハードルが高いかもしれません。
チャオプラヤーでは毎夜、旅行者向けのディナークルーズもたくさん催行されており、TRIPULLでは数社のディナークルーズのお申し込みを受け付けておりますので、以下ページをご覧ください。

https://tripull.asia/themes/dinnercruises/

【SHOP DATA】
「Yok Yor Marina & Restaurant」
TEL:02-863-0565-6, 02-863-1708
OPEN:11:00-01:00(無休)
ADDRESS:Soi Somdet Chao Phraya 17, Khwaeng Khlong San, Khet Khlong San, Krung Thep Maha Nakhon 10600
PRICE:ディナークルーズ料金200B、イカの肉詰めニンニクと胡椒の炒め物、ホイクレーンパオ135B、ゲーンルアン165B、生牡蠣70B(1個)、
Facebook:https://www.facebook.com/yokyormarinarestaurant/

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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