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アユタヤ|ワット・プラシーサンペットの歴史と背景
ワット・プラシーサンペットは、1448年にアユタヤ王朝第8代の王であるボーロマトライローカナート王によって建立されました。
この寺院は、王宮の敷地内にあり、宗教儀式や王室の重要なイベントが行われた場所です。
ワット・プラシーサンペットの名前は、寺院内に安置された3つの大きな仏塔(チェディ)から由来しています。
しかし、1767年にビルマ軍によってアユタヤが陥落した際、寺院も破壊され、多くの仏像や建造物が損壊しました。
現在では、その壮麗な姿の一部が遺跡として残り、訪れる人々に当時の栄華を伝えています。
アユタヤ|ワット・プラシーサンペットの見どころ
アユタヤ遺跡の中でも必見といわれるワット・プラシーサンペットの見どころを紹介していきましょう。
三つのチェディ(仏塔)
三つのチェディは、ワット・プラシーサンペットのシンボルです。
それぞれのチェディには、過去のアユタヤ王の遺骨が納められています。
美しい白亜の仏塔は、高さがあり、その壮大な姿に圧倒されます。
ウィハーン・プラモンコンボピット
ウィハーン・プラモンコンボピットとは寺院の隣に位置する建物です。
ここには、タイ国内でも最大級の仏像である「プラモンコンボピット(Phra Mongkhon Bophit)」が安置されています。
ウィハーン・プラモンコンボピットはアユタヤ王朝後期の17世紀に建設されました。
元々、プラモンコンボピットは屋外に立っていましたが、後に建物が建てられ、現在の形になりました。
この巨大な青銅仏像は、当初から信仰の対象として崇められており、アユタヤの人々にとって非常に重要な存在だったと言われています。
1767年にアユタヤがビルマ軍に侵略された際、ウィハーン・プラモンコンボピットも大きな被害を受けました。
その後、何度か修復が行われ、現在の姿に復元されています。特に1956年の修復が大規模で、この時に現在の建物と仏像の姿が完成しました。
プラモンコンボピットは、全高約12.45メートル、幅約9.55メートルの巨大な青銅仏像です。
この仏像は、タイ国内で最大級の屋内仏像の一つで、仏像のデザインは、スコータイ様式とアユタヤ様式が融合しており、タイ仏教美術の粋を集めたものとなっています。
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