サメット島で泊まりたい|評判の高い極上ホテル3選

サメット島で泊まりたい!癒しとラグジュアリーに包まれた極上ホテル3選

バンコクからもっとも近い島として、以前チョンブリー県にあるシーチャン島を取り上げました。
エカマイバスターミナルから発着しているバスに乗り、シーラチャーでTukTukに乗り換え、船乗り場から船に乗船して3時間程度という手軽さ。
朝早くにバンコクを経てば日帰りも難しくない距離です。

これほど身近な島ではありますが、バンコクから近い島の中でもっとも人気があるのはサメット島でしょう。

サメット島(Koh Samed)とは

バンコクの南東200km、ラヨーン県の沖合いにサメット島は位置しています。
白くてさらさらとした砂が広がる美しいビーチは、サメット島が誇る特徴のひとつです。

上空から撮影したサメット島

 

バンコクからさほど距離が離れていないこの島で、ビーチや海が目を見張る美しさで保たれているのは、サメット島が海洋国立公園に指定されていることが大きな要因です。

国立公園のサメット島へ上陸するには、外国人だけではなくタイ人も入島料金200THB(執筆時点)の支払いが義務付けられています。

上陸したらまず入島料金の支払い

サメット島への行き方

エカマイのバスターミナルを利用する場合は、16番の受け付けでチケットを購入し、22番乗り場から発着しているバンに乗車します。
目的地はラヨーン県の船乗り場ヌアンティップ ピア(Nuanthip Pire)、所要時間は3時間半ほどです。

船乗り場へは22番から発着のバンに乗車

この日は乗客が少なかったので出発まで30分遅延

ヌアンティップ ピア(Nuanthip Pire)

ここからサメット島へ渡るには2つの手段があり、ひとつは小一時間ほどかかるノーマルボートで料金は往復120バーツ。
もうひとつは10分強で行けるスピードボートで、往復料金は300バーツ。
ボートが着くのはサメット島北部にある、タールア コサメット(ท่าเรือเกาะเสม็ด/サメット島桟橋)です。

ここでサメット島行きのボートチケットを購入

 

サメット島でおすすめしたいホテル3選

サメット島には北から南までビーチが点在し、周辺には高級ホテルから低料金の宿まで揃っているため、好みや予算に応じたホテル選びが可能です。
本記事では、優雅に過ごせる贅沢なホテル3つを選びました。

Pradee(パラディー)|サメット島の最高級ホテル

1つ目に紹介するのは、サメット島で最高級ホテルとして知られる『Pradee(パラディー)』
立地しているのは、サラケオビーチ(Sai Kaew Beach)やアオ・プラオビーチ(Ao Phrao Beach)などの主要エリアではなく、サメット島の南に佇んでいます。

サメット島で最高級ホテルのPradee(パラディー)

船着場からの移動が大変かと思いきや、Pradeeでは宿泊者送迎専用のボートを所有。
港からPradeeのプライベートビーチまで直行してくれるのは、島内最高級ホテルだからこそのサービスです。
(途中、入島料金を支払うためサメット島桟橋には立ち寄ります)

 
 
 

またParadeeは島内で唯一、プライベートビーチを有しているホテルで、西と東に開けているのでサンライズもサンセットも眺められる絶好のシチュエーションに立地。

夕刻にぜひ訪れてもらいたいのが西側に建てられたBarです。
大海原に沈む夕陽を望むことができ、絶景を目の当たりにしながら特製カクテルなどが味わえます。

西側の海原に面しているBarからは美しい夕焼けが望めます

全40室ほどある部屋は全てヴィラタイプになっており、特におすすめしたいのはプライベートプールとバスタブが備わっているヴィラです。
一般的なホテルでは決して味わうことができない豪華な造りになっているので、部屋で過ごしているだけで非日常感を味わえること必至。

部屋を一歩入ると、異空間を感じさせる雰囲気

プライベートプールだけではなくバスタブも外に

ホテル内のレストランではビュッフェの朝食、ランチ、ディナーまで、各国から訪れるグルメたちが絶賛する料理が揃っているのも特筆しておきたい点です。
美しいプライベートビーチ、絶品の料理、絶景が望めるBar、高いホスピタリティーのスタッフなど。
Paradeeだからこそ提供できる最高級を味わってみてください。

ゆったりとしたスペースを確保し、落ち着きのあるレストラン

新鮮なエビやイカを使ったパスタ「Paradee Aglio e Olio」

極上の牛肉をトーストに乗せた「Steak on Toast 」

朝食ビュッフェではスイーツも充実

オムレツの注文では、入れたい具材を指定可

とにかくすべてのクオリティーが高い『Pradee』。
特別な時間をサメット島で過ごすなら、まっさきに候補に入れておきたいホテルです。

 

Sai Kaew Beach Resort|サイケオビーチで人気No.1

船乗り場からもっとも近いビーチのサイケオビーチは、レストランやBarが密集しているため、島内でもっとも人気が高いエリアになっています。
それだけにホテルの数も多いですが、数ある中で評判が高いのが『Sai Kaew Beach Resort』です。
 

Sai Kaew Beach Resort

 
 

サイケオビーチ沿いに立地しているとはいえ、Barや飲食店が密集しているエリアからは離れているため騒々しさはなく、家族やカップルで静かに過ごしたい方にも推したいホテル。

客室は中央に据えられた大きなプールを囲むように建ち並び、室内へ歩を進めれば、木の温かみが感じられる雰囲気で旅の疲れを癒してくれます。

2階建てでシックな色合いの外観

木目を活かしナチュラルな雰囲気を醸しています

シャワールームもゆったりとしたスペースを確保

朝食のビュッフェではタイ料理をはじめ、メニューが豊富なのも嬉しい点です。

サイケオビーチの中心部から少し離れていますが、宿泊者専用の送迎車があるのでご安心を。

朝食ビュッフェのメニューが豊富なのは嬉しい

 

イタリアンブレッドなどパンも豊富

サイケオビーチ周辺に建つホテルは、クオリティーの高いサービスを提供しているところが多いですが、『Sai Kaew Beach Resort』はそれらの中でもトップクラス。
ホテル周辺は静かな環境に包まれていながら、賑やかなエリアへは徒歩で行くことができる。
どちらも満喫したいなら『Sai Kaew Beach Resort』はおすすめです。

 

Le Vimarn Cottages & Spa|東側ビーチで静かに過ごしたいなら

サイケオビーチは人気のエリアだけに人が多く、騒がしさが目立ってしまうのは仕方がないこと。
静かな環境を求めているのであれば、東側に広がるアオ・プラオビーチ(Ao Phrao Beach)が推しです。

夕焼けを望めるアオ・プラオビーチ(Ao Phrao Beach)

サイケオビーチのちょうど反対側に位置するアオ・プラオビーチは、ビーチ沿いに車両やバイクの乗り入れを禁じているほど、周辺の雰囲気に配慮した徹底ぶり。
しかもホテルが数軒しか建っておらず、飲食店やBarなども営業していないので、静かな時間を楽しみたい方には最適のビーチです。
数少ないアオ・プラオビーチ沿いのホテルからは、コテージタイプの客室を提供している『Le Vimarn Cottages & Spa』を選びました。

Le Vimarn Cottages & Spa

海沿いに設けられたプールはかなり広い

 

静かなビーチに佇むホテルだけに部屋は落ち着いた色合いが特徴

海からの風を感じながらカウンターでグラスを傾けられます

 
 
目の前に見えるのは東向きのビーチ。
夕暮れ時になると空も海も眩いオレンジ色に染まり、心に沁む絶景が広がります。

 

サメット島で5つのホテルを展開する【Samed Resort】

サメット島の数あるホテルから今回選んだ3つには、とある共通点があります。
それは紹介した3つとも『Samed Resort』が管理しているホテルであることです。
Samed Resortは上記3つの他に、『Ao Prao Resort』と『Baan Ploy Sea』の合計5つのホテルをサメット島で運営しています。

施設やサービスのクオリティーはどのホテルも高く、宿泊場所選びに迷ったらまず5つをチェックしてみてください。

 
 

 

【おまけ】サメット島で見ておきたいファイヤーショー

サメット島は見どころが少なく、ビーチと海を楽しむ島といって過言ではないでしょう。
そんなサメット島での名物といえば、毎夜ビーチでお披露目されているファイヤーショー。
鍛え上げられた男性たちによる炎の演舞は必見です。
 
 

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

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