タイ東端の秘境クッド島 トラート県沖に浮かぶ美しき世界

タイ東端の秘境クッド島 トラート県沖に浮かぶ美しき世界

つい数ヶ月前、タイ南部パンガー県のスリン諸島なる秘島へ訪れました。
この島についての詳しくはがっつり書きましたのでそちらをご覧いただくとして、3泊したスリン諸島ではほとんど仕事もせず、海原と青空に目を細めながらぼんやり過ごしたり、シュノーケリングで海に潜って魚と戯れたりと、非日常に身を浸していました。

この島旅ですっかり癒された私がスリン諸島の次にターゲットとして選んだのは、タイ東部の秘島クッド島(Koh Kood)です。

クッド島(Koh Kood)とは

クッド島は表記にバラつきがあり、アルファベット表記では「Koh Kood」や「Koh Kut」、日本語表記だと「クッド島」「クート島」と、記載する人によって変化しています。
統一されているのはタイ語表記の「เกาะกูด」のみ。
本記事での日本語表記は「クッド島」で統一します。

クッド島はトラート県沖に浮かぶ島で、同じくトラート県沖にあるチャーン島よりもさらに南。
カンボジア国境が目と鼻の先といった場所になります。

チャーン島はガイドブックやブログなどで取りあげられ観光者が増えつつありますが、チャーン島の存在感の陰に隠れているクッド島はまだそこまで訪れる者が多くなく、比較的のんびりとした雰囲気に包まれています。

とはいえ、島の面積はタイ国内で4番目に大きく、飲食店や宿泊施設が困るほど少ないわけでもありません。
秘島過ぎず、賑やか過ぎない、ほどよいローカル感がクッド島にはあると思います。

クッド島への行き方

クッド島へはバンコクから出発する方がほとんどでしょう。
のちほど紹介する高級リゾート『ソネバキリ』を利用すると、自社のプライベートセスナがスワンナプーム国際空港から飛んでおりますが、一般的にはバスかレンタカー、もしくは飛行機のいずれかです。
今回私が利用したのは、カオサンに拠点を置くBOONSIRIというバス会社でした。

BOONSIRIの受付オフィスです

事前に予約をしておき、出発前にチェックインします

オフィス前から2階建てバスが出発

BOONSIRIの利点はバスだけではなく、トラート県の港から発着している自社のボートも合わせて予約できることです。
バンコクの発着場所はカオサン通りの近くにあるBOONSIRIオフィスの真ん前。
1日に2便、トラート県へと出発しています。

バンコク出発       
       5:00                       
       8:00             

クッド島到着
       12:00
       15:40     

バンコクを出発しトラート県のBOONSIRIバスターミナルまではおよそ5時間です。
ここから港までは、違法とも思われるような改造車に乗り込みレッツゴー。
BOONSIRIを利用する利点は先ほど述べたように、一社でバスとボートを管理しているため、ボートへの乗り換えがスムーズに行える点にあります。
料金は、クッド島までの往復850バーツ(ボート代も込み)です。

トラット県のバスターミナルに着いたら、ボートのチェックイン

これに乗って港まで向かいます。5分程度です

ボートには100人ほど乗船できます

BOONSIRIバス&フェリーのお申し込み場所と連絡先

TEL:085-9210111,086-3338560,099-2265777
OPEN:6:00-19:00
ADDRESS:62 Tanee Road Taradyod Phranakorn Bangkok 10200
Website:http://www.boonsiriferry.com/

ボート乗り場からホテルまでの移動手段

クッド島にはタクシーやバイクタクシーはありません。
港に着いたらたくさんのソンテウが待ち構えており、それぞれのホテルまで無料で送り届けてくれます。
ホテルでずっと過ごしているなら移動手段を考える必要はないですが、このあと紹介する滝や、シーフードレストランなどへ行くならレンタルバイクは必須です。
とはいえ、タイの免許、もしくは国際免許を持っていない方が運転すると、当たり前ながら違法になりますので、がんばって免許を取得するか、がんばって徒歩で向かってください。

ソンテウごとに向かうホテルが異なりますので、運転手やスタッフに確認してください

息を飲む美しい海に出会えます

クッド島の近くにあるチャーン島へは、今から1年ほど前に訪れたことがあります。
チャーン島ではビーチ沿いのホテルに逗留し、美しい海を眺めたり泳いだりと、飽きてしまうんじゃないかと思うほど満喫。
透明度の高さに心が弾みましたが、クッド島の海はそれ以上の美しさといっていいでしょう。
抜群の透明度に声を上げてしまうほど感動しました。
そのうえ波がほとんどなく、人も少ないので、風や鳥の鳴き声がきちんと聞こえる環境なのも、私がクッド島に惹かれた要因の1つです。

好天に恵まれれば、真っ青な空と海が広がります

クッド島で宿泊したホテル『Siam Beach Resort Koh Kood』

私がクッド島で宿泊したホテルは、バンパオビーチ(Bang Bao Beach)にある『Siam Beach Resort Koh Kood』。
目の前にビーチが広がる最高のロケーションでありながら、さほど高くなく、コスパがよいのでおすすめです。
部屋はバンガロータイプで、家族が泊まれるサイズからファンだけの安いタイプまであり、ミニマートやレンタルバイクまで揃っているため利便性が高いのもありがたい。
なにわともあれ、部屋を出ると美しい海が目の前にあるのは最高です。
西側に向いているので、まばゆいサンセットを眺められますよ。

Siam Beach Resort Koh Koodの料金はAgodaでご確認いただけます。

『Siam Beach Resort Koh Kood』前のビーチから撮影したサンセット

 

タイ人に評判のレストランはここだ!

私が旅に出た時、重要視することの1つに「グルメ」があります。
現地へ到着すると店をサーチし始めるのですが、ふつうに探していたならば観光者が好むような店しかヒットせず、定番店が多くなりがち。
私が行ってみたいのはそういった店々ではなく、タイ人の間で口コミされているようなローカルのお店です。
ローカル情報を手に入れられるよう一工夫し、サーチした結果、発見したのが漁港で営業する『Noochy Seafood』でした。
こちらのお店ではシャコ料理が食べられるのが高得点!
お店の立地場所が島の東側になるため、西側のホテルに滞在している方だとバイクは必須ですし、アップダウンが続く道路を20分ほどは駆らなければならないので、夜遅くなると非常に暗い夜道を走らなければなりません。
私はそれを避けるため、陽が沈むぎりぎりにホテルへ戻れるよう時間を調整して向かいました。

クッド島ならシーフード!エビやシャコなどの海鮮が満喫できる『Noochy Seafood』

『Noochy Seafood』

その他、『Chiang Mai Restaurant』も高評価です。
私は来店していないので味がどうなのかは分かりませんが、店主はチェンマイ出身だそうで、1年のうち数ヶ月はチェンマイに滞在しているという情報をキャッチしました。
時期によっては営業していないかもしれないのでご注意ください。

クッド島のグルメをご自身でサーチしたいなら、以下Facebookグループが参考になります。
タイ語しかありませんが、クッド島のローカルグルメ情報満載です。

https://www.facebook.com/groups/1654502854865577/

クッド島の観光スポットとは…

クッド島の見どころはビーチや海だけなのだろうか。
ふとそんな疑問がよぎり、街の中にあった島内の地図で確認してみることにしました。
見どころとして地図に載っていたのは2つの滝です。
1つは『クロンチャオの滝(KLONG CHAO WATER FALL)』、もう1つは『クロンヤイキーの滝(Khlong Yai Ki Water Fall)』。
この地図には載っていませんでしたが、その他、海原を一望できる『Good view Resort and Coffee』というカフェを見つけたので立ち寄ってみました。

KLONG CHAO WATER FALL

『KLONG CHAO WATER FALL』へ向かうには、徒歩でも行けないことはないでしょうが、道中で心が折れてしまう可能性大。
免許があるなら、レンタルバイクがおすすめです。
私が訪れた4月は水量が少ないため、ダイナミックな滝の姿は拝めませんでしたが、滝に来ていた人は多く、タイ人だけではなく欧米人の姿も目立っていました。
滝壺に入ると小さな魚たちが私の足へ集合。
天然フィッシュスパのごとく、足の角質を熱心に食べる食べる!
そのうち足だけではなく膝やら肘、手の指先などの角質も突き始め、滝壺に浸かる私は、彼らの腹を満たす存在となっておりました。

滝壺なんてさほど深くないだろうとタカをくくっていたら、すぐに足が届かなくなる水深に。
滝へ通じる入り口で、ライフジャケットが数パーツでレンタルされたいたので、借りておけばよかったとちょっぴり後悔。

TEL:089-094-5092/089-871-1544
OPEN:8:00-17:00

Khlong Yai Ki Water Fall

『Khlong Yai Ki Water Fall』は水量も少なければ、来ている人も少なく、佗しい感のある滝でした。
人は少ない方がいい、という方ならこちらの滝でしっぽり楽しんでください。

Good view Resort and Coffee

カフェですがパスタなどの料理、ビールもあります

ビーチが見渡せる絶好のシチュエーション

リゾートの敷地内にある『Good view Resort and Coffee』は、海原やビーチが見渡せる場所に立地しています。
私が来店したときはさほどお客さんもいなかったので、ちょっとした穴場なのかもしれません。

クッド島の最高級リゾート ソネバキリ(Soneva Kiri)

クッド島は知らないが『ソネバキリ』なら聞いたことがあるぞ。
そういう方もいるでしょう。
私もそうでした。
1泊4万、5万バーツもするような超高級リゾートで、スワンナプーム空港から飛ぶ専用セスナでしか向かうことができません。
セスナが着陸するのはクッド島ではなく、近隣にあるマイシー島の空港。
ここからスピードボートに乗り換えクッド島を目指します。

マイシー島(เกาะไม้ซี้)

バスとボートだと7時間かかりますが、セスナを使えばたったの1時間!
数万バーツの宿泊費を払えば、ちゃちゃっとクッド島へ行けちゃうわけです。
もし私の宿泊費をお支払いしていただけるならがつんと同行いたしますのでご一報を!

現在のソネバキリの料金はAgodaでご確認ください。

https://www.agoda.com/partners/partnersearch.aspx?cid=1507947&pcs=1&hl=ja&hid=159165

クッド島の美しすぎる海を眺めて

私はクッド島に2泊しました。
ほんとうはもう少し滞在したかったのですが、このあとすぐそばにあるマーク島へ移る予定を組んでいたため、短泊にせざるをえなかったんです。
マーク島はクッド島よりも小さく、クッド島よりも秘島といえるような島。
マーク島も後日、改めてきちんと紹介しますが、海の美しさはクッド島と並び目がさめるような素晴らしさでした。
ただ、島周辺ビーチはどこも石が多いため、海へ入り浅瀬を歩いていると足裏が痛いのなんの。
海水浴をするにはあまり適しておらず、美しい海でしたが海に入っている人をほとんど見かけませんでした。
それに比べクッド島のビーチは石や岩が少なく、足の裏を気にすることなく海水浴を楽しめるので、ビーチだけにフォーカスするとクッド島に軍配が上がると思います。

透明度抜群の海、静かな環境、ほどよいローカル感。
この島の魅力を知るには、数泊しなければ理解できないかもしれません。

数ヶ月後か数年後かはわからないけれど、クッド島にはまた来たい。
そして、次回訪れる時は3〜4泊以上してクッド島にもっとどっぷり浸ってみたい。
さらに言えば、最高級リゾートのソネバキリに宿泊したい。
その夢を実現するためには70万円以上かかりますけどね!

ご予約の代行などお気軽にご相談ください

TRIPULLでは、クッド島へのバスのご予約などを代行しております。
ご予約のご希望がございましたら、以下お申し込みフォームよりお気軽にご連絡ください。

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お手数ですが、その場合は再度送信していただくようお願いたします。

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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