プラヤスレン水上マーケット|バンコク都内の水上マーケットを巡る

バンコク都内の水上マーケットを巡る⑤ プラヤスレン水上マーケット(Phraya Suren floating market)

バンコク都内の水上マーケットを取り上げる本企画も今回で5つ目の水上マーケット。
訪れた日本人は極めて少ないだろうと思われる『プラヤスレン水上マーケット(ตลาดน้ำพระยาสุเรนทร์)』です。

プラヤスレン水上マーケットの場所と行き方

『プラヤスレン水上マーケット』があるのはバンコクの東郊ミンブリー地区です。ミンブリーといえば以前紹介した『クワンリアム水上マーケット』と同じ地区ですが、けっこう離れています。
バンコク都内にあるとはいえ気軽に行ける立地場所ではありません。
どれほど離れているのかGoogleマップでご覧いただきましょう。

車だと小一時間ほどで行けますが、公共バスなどを使って行くことはかなり難しい。たぶんここまで行くバスはないでしょう。
公共交通機関がないうえ、知名度は低く、気軽に訪れる外国人は皆無。そういう意味では一度ぐらい行ってみる価値のある水上マーケットだと勝手に思っています。
タクシーで行くなら、Phraya Suren50と伝えれば向かってくれるはずなので、以下の写真を見せてください。

めでたく到着しても、帰路のことまで考えておかなければいけません。
周辺でタクシーが走っている姿は一台も見かけませんでした。
近くの広場に「プラヤスレン行き」のソンテウが停車していましたが、これがどこから客を運んできたのか、またプラヤスレンからどこまで行くのかまでは分からずじまい。
ちょっとした冒険心を奮い立たせて訪れてみてください!

アルファベットで「MINBURI」と表記しおしゃれ感を演出

プラヤスレン水上マーケットのローカル感はハンパない!

前述したように訪れるだけで骨の折れる立地場所。私は車で向かいましたが「こんなところに水上マーケットをよくも作ったもんだ」と感心したほど辺鄙なところです。
水上マーケットの規模はさほど大きくなく敷地内を回るだけなら2、30分もあれば十分。
しかも私が訪れた15時ごろはほとんどの商店が閉店! ただでさえ規模が大きくない水上市場なのに、開いている商店が少ないと侘しさこのうえない。
この侘しさこそ僻地にある水上マーケットの「味」ともいえるので、じっくりと侘しさに浸りながら散策しておりました。

華やかさがほとんどない水上マーケットの入り口

支えている脚の劣化が気になる橋

橋の劣化を気にしながら川を撮影

15時から16時だったというのに、ほとんどが閉店

 

川べりで営業する青空床屋

侘しさばかりを強調してしまうと『プラヤスレン水上マーケット』に申し訳ないので、おすすめしたいポイントも紹介しておきましょう。
水上マーケット内で出会って驚いたのが床屋が突然現れたこと。
敷地の一角に椅子を設置し、心地よい川風を浴びながら2人の理容師が髪を切っておられます。
店頭にはヘアスタイル一覧が掲げられているので、お好みの髪型を指差すだけでいいのは外国人にたいへんありがたい。
ありがたいけど、ここまで髪を切りに来ることは生涯を通して一度たりともないでしょう。

突如現れた青空床屋

しっかりとカメラを見つめています

水上マーケット内になぜ火葬場が!?

プラヤスレン水上マーケットには寺院も併設され、なんと火葬場までありました。
私が訪れた時、どなたかの火葬が終わったばかりだったようで、スタッフであろう男性が骨を拾い集めている最中。
水上マーケットというエンターテイメント施設内に火葬場が設けたのは、さすがアメージングタイランドです。

熱を取り除くための扇風機はフル稼働

プラヤスレン水上マーケットがブレイクする日は来るのか…

調べたところ『プラヤスレン水上マーケット』がオープンしたのは2013年か2014年ごろでした。さほど古くない水上市場ですが、観光スポットとしてアピールしている様子もなく、知る人ぞ知る的な立ち位置をキープしているようです。
外国人旅行者に荒らされていない、地元感が残った、というか地元感だけしかない市場だけに、日常を忘れ冒険をしてみたい方にとっては聖地ともいえる水上マーケットではないでしょうか。

プラヤスレン水上マーケット DATA

「プラヤスレン水上マーケット(ตลาดน้ำพระยาสุเรนทร์)」

TEL:081-345-6336
OPEN:7:00-17:00(土日のみ)
Facebook:https://www.facebook.com/%E0%B8%95%E0%B8%A5%E0%B8%B2%E0%B8%94%E0%B8%99%E0%B9%89%E0%B8%B3%E0%B8%A7%E0%B8%B1%E0%B8%94%E0%B8%9E%E0%B8%A3%E0%B8%B0%E0%B8%A2%E0%B8%B2%E0%B8%AA%E0%B8%B8%E0%B9%80%E0%B8%A3%E0%B8%99%E0%B8%97%E0%B8%A3%E0%B9%8C-405275033015556/

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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