水面に咲き乱れる蓮の花々!ナコンパトム県にある蓮の池 Red Lotus Floating Market(レッドロータスフローティングマーケット)

水面に咲き乱れる蓮の花々!ナコンパトム県の蓮の池 Red Lotus Floating Market

ウドンタニまで行かずともバンコク近郊で蓮の池が見られる!?

タイ国内には私が訪れたことのない場所の方が圧倒的に多く、行ってみたいところはGoogleマップにマーキングしたりリストを作って管理しております。
それらの中の1つが、ウドンタニ県にあるタレーブアデーン(ทะเลบัวแดง)。
「赤い蓮の海」との直訳の意味が表すように、時期になると湖に蓮の花が咲き誇り、タイ国内でもここまでの規模は珍しく他では見ることのできない光景です。
訪れた方々のブログを読むと、朝陽を受けて輝く湖面や、湖面で咲き乱れる鮮やかな蓮の花は、感動的なまでの美しさだと絶賛。
それほどの場所だけに「行ってみたい絶景リスト」に入れているのは当然なのですが、これまで訪れたことがないのはただ単純に遠い、それだけの理由でございます。
ウドンタニ県はイサーン地方にあり、バンコクからの距離は北東へ600kmほど離れています。
まずウドンタニ県までが遠い。さらにはウドンタニ中心部からタレーブアデーンまで車で1時間ほどかかるため、タクシーをチャーターするか、ツアーを利用するか、レンタカーを借りるかは必須。日程的にも1泊2日は少なくとも必要になります。

しかもタレーブアデーンは、1年中いつ行っても蓮の花が咲き乱れているわけではなく、12月から2月がベストシーズン。
場所が遠いうえ時期も限られているので、「タレーブアデーンを見に行くんだ!」という決意をしっかり固めておかなければ、かなり難しい。
私はいつも「あっちも行きたい、こっちも行きたい」と候補地を幾つもピックアップしあっちやこっちへ行っているため、気付いたらタレーブアデーンのシーズンが終了。
3月ぐらいになってから
「嗚呼、今年も行けなかった」とぼやいておるのです。

2018年の今年もタレーブアデーンの美しい姿を拝むことができなかったのですが、そんな私の耳に入ってきたのは、ナコンパトム県に蓮の花が咲き乱れる池があるという驚くべき情報!
これまで何度もタレーブアデーンのシーズンを逃してきた愚か者の私だけに、情報の真意を確かめたく車を走らせました。

ナコンパトム県の蓮の池『Red Lotus Floating Market』

蓮の池があると言われているナコンパトム県はバンコクの西に接しています。
車であれば1時間ほどで県内に入ることができ、蓮の池がある場所は中心部から離れていますがバンコクから1時間30分もあれば到着できる距離です。
蓮の池の正式名称は『Red Lotus Floating Market(レッドロータスフローティングマーケット)』
入り口を入るとすぐに蓮の池が広がっており、小さなボートが数隻周遊しています。

周遊する小舟は大と小の2サイズがあります

私の目の前に広がるのは、蓮の花がびっしりと水面を覆っている池!
ウドンタニ県のタレーブアデーンに比べると規模はかなり小さいでしょうが、蓮の花がこれだけ密集している池は希少でしょう。
水上マーケットと名付けられているように、池の左手には食事が出来る店や、お土産やアクセサリーを売る店舗、カフェなどがずらりと並んでいます。
こんな水上マーケット、いつの間に出来たんだ…。

左手にまっすぐ伸びるマーケット。ここからだとゆっくり蓮の池が眺められます

オープンして間もないからか、空いているテナントも目立っていました

「今から5ヶ月ほど前です。池は数年前からあり、時間をかけて蓮を育て昨年オープンできました」

スタッフに聞くとそう答えてくれました。
オープンしてさほど日が経っていないですが若いタイ人には知られているようで、夕刻というベストタイムであったこともあり、それなりの来客数でした。
ボート代は1隻で100バーツ。
1隻に1名乗っても3名乗っても100バーツです。

小舟に乗り込むと、船頭はゆっくりと漕ぎ始めます。
蓮は仏教の象徴とも言われている花です。
無宗教に近い私ですが、無数に咲き誇る蓮に囲まれていると宗教的な世界観を感じるのは、心の奥底で仏教が存在しているからなのかもしれません。
陽が暮れ始める時間だったため暑さも和らぎ、頬を撫でるのは水面をゆらりと流れる柔らかい風。
蓮の花々に囲まれる異世界旅行は、20分ほど楽しむことができます。

 

『Red Lotus Floating Market』での様子を動画におさめましたので、Instagramにアップした投稿でご覧ください。 (閲覧ついでにフォローもお願いいたします)

 

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暑さ対策はお忘れなく

私が『Red Lotus Floating Market』16時ごろ。小舟に乗ったのは16時半を過ぎたころだったので、陽も傾き、暑さは和らいでいました。
朝か夕暮れ時に訪れるのがベストですが、到着が日中になるようでしたら小舟に屋根が設けられていないので、日傘として折り畳み傘や帽子などを持参していくことをおすすめします。

【DATA】
「Red Lotus Floating Market」

TEL:089-258-9264,081-259-7667
OPEN:8:30-18:00(無休)
PRICE:蓮の池を巡るボート 100バーツ(1隻)※20分ほど

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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