チェーンワッタナーのイミグレーションでリエントリーパーミットを取得する方法

チェーンワッタナーのイミグレーションでリエントリーパーミットを取得する方法

タイだけではなく他国にも当てはまりますが、取得しているビザは他国へ出国すると無効になってしまいます。
つまり、タイ在住者がベトナムやラオスなど近隣国へ旅行へ出かける場合、なにもせずタイを出国してしまうと取得しているビザは失効。
瞬く間にノービザとなってしまいます。
日本人はノービザでもタイへ入国できるため、タイへ戻ってくることはできますが、失効してしまったビザは再発給してもらわなければならず、時間とお金と手間がかかり、遣る瀬ない感に打ち拉がれること請け合いです。

タイでビザを所有している人はすべて、海外へ出るにはビザ失効を免れるため出国前に【リエントリーパーミット】を取得しておかなければなりません。
リエントリーパーミットとは、出国前に有効だった滞在許可期限がタイへ再入国の際にそのまま継続される許可証です。

リエントリーパーミットにはシングルとマルチプルの2種類があり、シングルは手数料1000バーツで一度だけの出国のみ有効。
マルチプルの手数料は3800バーツ、有効期限の1年間なら何度出国してもビザが失効しません。

リエントリーパーミット(マルチ)です

空港内でのリエントリーパーミット取得のリスク

執筆時点(2017年10月)、リエントリーパーミットが取得できるのはスワンナプーム国際空港内、ドンムアン国際空港内、チェーンワッタナー通りにあるイミグレーション(入国管理局)の3箇所。
空港で取得できるなら、出国前に手続きができるため非常に便利なのですが、気をつけなければならないこともあります。
私は数年前、スワンナプーム国際空港で取得しようとチェックインし、受け付けへと向かいました。
するとスタッフから、予期せぬ言葉が。

「もう閉めるから今日は無理だ」

訪れたのは夜中の12時ごろ。
当時、夜中の1時まで開いているというので頼りにして行ったのですが、あまりにも暇だったのか、早々に閉めようと企んでいる。
リエントリーパーミットが取得できなければ、タイに戻ってきた時点で私のノン・イミグラントBビザは失効。
失効してしまったなら再度Bビザ取得という、非常に面倒くさい手続きを行わなければなりません。
それだけはご勘弁!
私は必死になって喰いつき「やってくれ!」と何度も懇願したところ、渋々手続きに応じてくれた過去がありました。

しかもスワンナプームやドンムアン国際空港内のリエントリーパミット受け付け時間などがころころ変わる。
といったこともあるため、面倒くさいかもしれませんが事前にチェーンワッタナーのイミグレーションで取得しておくほうが安心です。

チェーンワッタナーのイミグレへの行き方

まずは場所の地図をご覧いただきましょう。
ここがチェーンワッタナー通りにあるイミグレーションです。

【DATA】
OPEN:8:30-12:00,13:00-16:30(月曜日〜金曜日)
Website:http://bangkok.immigration.go.th/intro1.html

交通手段はBTSやバスを乗り継いで行く方法もありますが、私はもっぱらタクシーです。
タクシーを利用してもバンコク中心部から250バーツ程度。
なるべく安くおさえたい、時間はたっぷりある、という方なら公共交通機関を利用するものいいでしょう。
タクシーの運転手には「チェーンワッタナー」といえば大概通じますが、もし通じないようならイミグレのタイ語「トーモー」と伝えれば分かるはず。
チェーンワッタナーのイミグレはA棟とB棟の2つに分かれおり、リエントリーパーミットなど外国人が利用するのはB棟です。

超混み合うイミグレーション

チェーンワッタナー通りにあるイミグレーション

チェーンワッタナーのイミグレーションはバンコク中心部から離れていることもあり、建築物は巨大で、広大な敷地面積を誇っています。
あまりにも大きく設計しすぎたためか、敷地内に一歩踏み入れるとまったく活用されていないエリアが目につくほど、無駄に贅沢している感じ。 それほど広いので相当数の人数に対応できているのかと思いきや、そうでもありません。
8時30分前から長蛇の列が発生。 10時ごろに到着しようものなら手続きを待つ人があまりにも多くなってしまい、自分の番号を呼ばれるのが昼を超えてしまうことも。
リエントリーパーミットを取得するのはさほど時間がかからないので、遅くとも8時30分から9時までには到着し、なるべく待ち時間を少なくしておきたいところです。

リエントリーパーミット取得に必要なもの

入り口では簡単な荷物検査が行われ、ノートにパスポート番号を記載し入館。
リエントリーパーミット取得の手続きは、入館してすぐ右手にあるIMMIGRATION DIVISION 1です。

IMMIGRATION DIVISION 1はオープンと同時に人であふれます

手続きに必要なものは以下となります。

  • ・パスポート
  • ・パスポートのコピー(写真掲載ページ、ビザページ、入国スタンプのページ)
  • ・自身の顔写真(4×6cm)
  • ・申請書

リエントリーパーミットの申請書記入方法

申請書はIMMIGRATION DIVISION 1を入ってすぐの受付でもらうことができます。
記入方法は以下をご参考にしてください。

表面

裏面

パスポートのコピーや顔写真はイミグレで購入できます

パスポートのコピーや顔写真はイミグレーション内で手に入れることができます。
場所はIMMIGRATION DIVISION 1から1階へ降りたところ。
パスポートで必要なコピーページは店員が教えてくれますので、「リエントリーパーミット」と伝えれば勝手にコピーしてくれます。
コピーは1枚2バーツ。顔写真は4枚で100バーツです。

COPYだけではなく写真撮影もやってくれます

リエントリーパーミット申請手順

申請書にあるすべての項目を記入し終えたら、パスポートやコピー、写真を持ってIMMIGRATION DIVISION 1の奥にある受け付けへ進みます。
ここで番号をもらってしばし待機。
リエントリーパーミットの申請はC2です。
呼ばれたら申請書などを手渡し、代金(シングルなら1000バーツ、マルチなら3800バーツ)を支払い、ふたたび待機。
混雑具合にもよりますが、20〜30分で取得できるでしょう。

私は待ち時間が長くなるとノートPCを取り出して仕事をしています

イミグレーション内はあらゆる店舗が揃う充実ぶり

イミグレの1階には飲食店や銀行、洋服店、カフェなどいろんな店舗が軒を連ねています。
飲食店はフードコートが2つ、他は『KONNICHIWA』という日本食店、Amazonカフェなど政府機関の施設にしてはかなり充実しています。

 

私のおすすめはフードコート。2つあるフードコートの内、CPが運営している『FOOD WORLD』ではなく、地味な方のフードコート。
クイッティアオ屋、カオマンガイ屋など各種タイ飯屋が揃う中、カオパット(炒飯)の売り場がお気に入りです。

CPが運営するフードコート。広いので色んなお店が入っています


ふつうのカオパットなんですが、ご飯がパラパラで仕上がり具合が抜群にいい。
お好みで「タコさんウインナー(1個1バーツ)」がトッピングできるのも嬉しいポイント。
他にも美味しい店があると思うので、チェーンワッタナーのイミグレへ行く時はいろいろ食べてみて、美味しい店があればここで追記していきます!

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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