シーチャン島で泊まりたいホテル2選&人気観光スポット

シーチャン島で泊まりたいホテル2選&人気観光スポット

タイの人口は6600万人。その中の550万人がバンコクに住んでいるので、タイ全人口の8%がバンコクに集中していることになります。

新しいコンドミニアム、ショッピングモールが次々と現れ、目まぐるしい勢いで発展し、その様子はまるで先進国の大都市のよう。

そんなバンコクに惹きつけられ各国から人々が集まり、世界有数の観光都市としても活躍しています。

刺激あふれるバンコクでの生活も楽しいけれど、ときに自然や海に囲まれ、頭の中をからっぽにして心身を癒したい。
バンコクで暮らしていると時折、プーケット島やサムイ島といったタイ南部の島々の風景が心の中に浮かんできて、島へと旅立ちたい気持ちがあふれてきます。
とはいえ、南の島へ行くためにはまとまった休暇が必要。

そこでおすすめしたいのが、週末だけを使って気軽に行ける【シーチャン島】です。

シーチャン島(Koh Sichang)とは

上空から撮影したシーチャン島

タイ湾の東岸に位置するシーチャン島は、南から北へと長く伸びた形状を持っています。
その面積はおよそ7.9㎢で、約5,000人が生活しており、観光業と豊富な海の恵みを利用した漁業が主要な産業です。

バンコクから1時間半ほどのチョンブリー県に位置しているため「バンコクから一番近い島」とも呼ばれ、日帰り旅でも行けるのが嬉しい点。
週末を使って気軽に行け、ゆったりとした時間を過ごせるシーチャン島の行き方からおすすめホテル、そして人気観光スポットまでを取り上げます。

シーチャン島への行き方

自家用車やレンタカーを使わないなら、バスで向かうのがおすすめです。
エカマイバスターミナルの受付16番で、シーラチャー行きのバスチケットを購入。

バスによって揺られること1時間半から2時間ほどで、シーラチャーのロビンソン前に到着します。
この辺りにはバスの乗客を待っているTukTukが多数待機しているので、80バーツで乗車し船乗り場があるコ・ロイ 埠頭へ。

シーチャン島へ渡る船は1時間に1本程度あり、60バーツのチケットで、バンコクから一番近い楽園のシーチャン島へ上陸することができます。

エカマイバスターミナルの16番売り場でシーラチャー行きのチケットを購入します
バス乗り場は21番です
シーラチャーのROBINSON前で降車し、トゥクトゥクでコ・ロイ 埠頭へ。
シーチャン島はコ・ロイ 埠頭から船で40分ほどです

シーチャン島で泊まりたいホテル【Somewhere Koh Sichang】

シーチャン島の船着場からTukTukで5分ほどの場所に建つ『Somewhere Koh Sichang』
白を基調とした美しい外観が印象的で、部屋はゆったりとした空間が用意されている、島内でもっとも人気の高いホテルです。


海側に向いたバルコニーは心地よい潮風が流れてきて、島時間を目一杯満喫できる環境。
英語を話すスタッフたちのホスピタリティーが素晴らしく、誰にでも勧められる高いクオリティーを誇っています。

『Somewhere Koh Sichang』にはプールも付いています
シンプルだけどセンスが光っています
敷地内にあるレストランは、海沿いを感じさせるデザインが光っています

シーチャン島で泊まりたいホテル【De’ Anchor】

デザイン性を意識した、シーチャン島では比較的新しいホテルの『De’ Anchor』。
先に紹介した『Somewhere Koh Sichang』から近く、海沿いに面した立地です。

デザイン性を意識した、シーチャン島では比較的新しいホテルの『De’ Anchor』。
先に紹介した『Somewhere Koh Sichang』から近く、海沿いに面した立地です。

部屋はガーデンビューとシービュータイプの2つありますが、選びたいのはシービューの部屋。
海が一望できるバルコニーがあるため、ホテルを出なくても海を感じられるのはシービュールームだからこそ。
部屋が東向きなので、早朝の澄んだ空気を感じながら朝陽を眺めるのもヨシ。

もっとも海に近い部屋は、それぞれ独立した造りになっています
『De’ Anchor』で泊まるならシービュールームがおすすめ
朝陽が眺められるバルコニー
朝食のビュッフェもこちらのレストランです

シーチャン島の見どころ

シーチャン島はそれほど大きな島ではないので、いくつか点在する見どころはTukTukをチャーターすれば1日で回れます。

チャーター料金は800バーツほど。
二輪免許があるなら、ホテルでバイクを手配してくれます。
こちらは1日300バーツが相場。

ビーチは少ないですが、中華寺院や夕陽が美しいスポット、山腹に建つ大仏といった観光地があるほか、漁業が盛んなのでシーフード料理は必食です。

チャオポー カオヤイ神社(Chao Pho Khao Yai Shrine)

「チャオポー・カオヤイ神社」は、カヤシラ丘の頂上に位置する中国様式の神社。
国内外からの中国人訪問者が、商売や仕事の成功を祈願するために訪れる神聖な場所です。

シーチャン島の名所チャオポー カオヤイ神社(Chao Pho Khao Yai Shrine)

カオヤイの神様へは3年連続で参拝することが推奨されており、これが幸運、成功、商売繁盛、そして金運を上昇させるという恩恵をもたらすと信じられています。

またカヤシラ丘の頂上から一望できるタイ湾の壮大な景色は必見です。

 

チョンカオカット(Chong Khao Khat)

島の西側にあるチョンカオカットは、美しい夕陽が見れる人気のスポット。
それほど人は多くないので、沈みゆく夕陽をゆっくりと眺めることができます。

チョンカオカットからの夕陽

Hat Tham Phang

のんびりできるビーチがほとんどないシーチャン島で、唯一といっていい美しいビーチがこちら。

パラソル席でビーチや海を眺めながら過ごすことができ、飲食店もあるので食事の心配もなし。
島の東側に位置するので船乗り場からは反対側になります。

シーチャン島のビーチといえばココ

パーノイ リムターンタレーパオ

漁業が盛んなシーチャン島で滞在するなら魚介類は必食。
おすすめしたいのが、タイ人にも評判の『パーノイ リムターンタレーパオ』です。

調理をしている様子を見て食べたくなりエビを注文しました

毎日、新鮮な魚介類を仕入れており、店内の生け簀にはカニやエビ、イカ、魚などが並んでいます。
これらを使った料理の数々は絶品!
ブログ「激旨タイ食堂」でもレポートしていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

バンコクから一番近い島【シーチャン島】へ

エカマイからのバス、シーラチャーでのトゥクトゥク、そして船に乗り継ぎ3時間ほどでバンコクから行けるシーチャン島。

日本からの旅行者からはあまり注目されていない島ですが、バンコク在住の長期休暇とは縁遠くなっている方にとっては、週末だけで気軽に行ける島です。

美しい海と青い空、新鮮な魚介類、そしてリラックスできるホテルなどなど。
土日を使った週末旅の候補に、シーチャン島を入れてみてください。

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

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