高齢の親と行くバンコク旅行|歩く距離が少ない観光地とモデルコース

高齢の親と行くバンコク旅行|歩く距離を抑えた観光地とモデルコース

高齢の両親を連れてバンコクを旅行したいものの、

「暑さに耐えられるだろうか」
「寺院や遺跡をどのくらい歩くのか分からない」
「疲れたときにすぐ休めるだろうか」

と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

バンコクは日本から比較的近く、食事やホテルの選択肢も豊富なため、シニア世代との海外旅行にも向いています。

ただし、バンコクの歩道には段差や舗装の悪い場所があり、寺院やアユタヤ遺跡では日陰の少ない場所を歩くこともあります。観光地を詰め込みすぎたり、電車や徒歩だけで移動したりすると、想像以上に体力を消耗します。

高齢のご家族とバンコクを旅行するときに大切なのは、観光地の数を減らし、移動と休憩に余裕を持たせることです。

この記事では、高齢の親とバンコクを旅行するときの注意点、歩行負担を抑えやすい観光地、無理のないモデルコースを紹介します。

高齢の親とのバンコク旅行で気をつけたいこと

暑さで想像以上に体力を消耗する

バンコクは一年を通じて気温と湿度が高く、屋外にいるだけでも体力を消耗します。

日本では30分程度歩ける方でも、バンコクの強い日差しの中では、同じ距離を歩くのがつらく感じられることがあります。

特に寺院や遺跡は屋外にあるため、午前中でも暑さ対策が必要です。

・帽子を着用する
・飲料水を常に用意する
・汗を拭くタオルを持参する
・屋外観光の後に冷房の効いた場所で休む
・暑い時間帯に予定を詰め込まない

「まだ歩けそうだから」と無理をせず、疲れる前に休憩を入れることが重要です。

歩道の段差や路面に注意する

バンコクの歩道は、日本と比べて段差や凹凸が多く、歩道上に屋台や看板が置かれていることもあります。

BTSやMRTは便利ですが、駅構内の移動、階段、駅から観光地までの徒歩を合計すると、かなりの距離になる場合があります。

足腰に不安がある方と旅行するときは、電車だけで移動するよりも、ホテルから観光地まで車で移動する方が負担を抑えられます。

観光地を詰め込みすぎない

初めてのバンコク旅行では、王宮、ワット・ポー、ワット・アルン、ワット・パクナムなどを1日ですべて回りたくなるかもしれません。

しかし、それぞれの観光地で歩くうえ、車の乗り降りや移動も体力を使います。

高齢の方と一緒なら、午前中に2カ所、昼食後に1カ所程度を目安にするのがおすすめです。

訪問場所を減らした方が、ひとつひとつの観光地を落ち着いて楽しめます。

トイレと休憩場所を先に確認する

高齢の方との旅行では、観光地の見どころだけでなく、トイレや休憩場所も重要です。

寺院によっては、入口からトイレまで距離があることや、設備が日本と大きく異なることがあります。

観光の途中に、次のような場所を組み込んでおくと安心です。

・大型ショッピングモール
・ホテル
・清潔なレストラン
・カフェ
・ガソリンスタンドの休憩施設

トイレに行きたくなってから探すのではなく、1~2時間ごとに立ち寄れる予定を組んでおきましょう。

高齢者が比較的観光しやすいバンコクの観光地

観光しやすさは、年齢ではなく本人の体調や足腰の状態によって異なります。以下は、一般的な歩行距離、階段、休憩場所などを基準にした目安です。

観光地高齢者と訪れる際のポイント
ワット・パクナム巨大仏塔内にエレベーターがあり、上階まで階段を使わずに移動できます。ただし、駐車場所から境内まで多少歩く場合があります。
ワット・ポー涅槃仏だけに絞れば比較的短時間で見学できます。境内全体は広いため、すべてを回ろうとしないことがポイントです。
ワット・アルン大仏塔の階段は急ですが、登らなくても外観や境内を楽しめます。日陰が少ないため、短時間での見学がおすすめです。
エラワン祠見学範囲が比較的コンパクトです。周辺には大型商業施設があり、食事やトイレ休憩を組み合わせやすい場所です。
ICONSIAM館内は冷房が効き、エレベーター、トイレ、レストランがあります。屋外観光後の昼食や休憩場所に適しています。
チャオプラヤー川のディナークルーズ船内で座りながら夜景と食事を楽しめます。ただし、チェックイン場所から乗船桟橋まで歩く場合があるため、集合場所を事前に確認しましょう。

※歩行負担は、当日の駐車場所、混雑状況、工事、観光範囲などによって変わります。

高齢者には負担が大きくなりやすい観光地

王宮・ワット・プラケオ

王宮とワット・プラケオはバンコクを代表する観光地ですが、敷地が広く、入場後もかなり歩きます。

ワット・プラケオ

混雑していることも多く、強い日差しの中で入場を待つ可能性もあります。足腰に不安がある場合は、ほかの寺院と同じ日に詰め込まない方がよいでしょう。

見学する場合は、朝の比較的涼しい時間帯に訪れ、その後は冷房の効いた場所で休憩するスケジュールがおすすめです。

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット

チャトゥチャック市場は広大で、通路が混雑しやすく、店を探しながら長い距離を歩くことになります。

暑さもあるため、高齢の方との観光では負担が大きくなりやすい場所です。

訪れる場合は、見たいエリアや商品をあらかじめ決め、短時間の買い物に絞りましょう。

アユタヤ遺跡

アユタヤは高齢者でも観光できますが、訪問する遺跡を厳選する必要があります。

アユタヤ遺跡

遺跡内には石畳、砂利道、不規則な段差があり、日陰の少ない場所もあります。一般的なツアーのように4~5カ所を続けて回ると、後半に疲れが出やすくなります。

高齢の方と一緒なら、主要な遺跡を2~3カ所に絞り、昼食やカフェ休憩を長めに取るのがおすすめです。

高齢の親と巡るバンコク6時間モデルコース

バンコク市内を観光する場合は、朝から夕方まで予定を詰め込むより、6時間程度の観光から始めると負担を抑えられます。

時刻予定
9:00宿泊ホテルへお迎え
10:00ワット・パクナムを見学
11:30ICONSIAMへ移動して昼食・トイレ休憩
13:30体調に合わせて買い物、またはワット・ポーを見学
15:00宿泊ホテルへお送り

※時刻は目安です。道路状況、見学時間、ホテルの場所などにより変わります。

このモデルコースでは、午後の予定を固定しすぎないことがポイントです。

元気があればワット・ポーへ行き、疲れが見える場合はICONSIAMでゆっくり過ごすなど、その日の体調に合わせて調整します。

高齢の親と巡るアユタヤのモデルコース

アユタヤでは、有名な遺跡をすべて回ろうとせず、2~3カ所に絞ることをおすすめします。

時刻予定
8:00バンコクの宿泊ホテルへお迎え
10:00ワット・ヤイチャイモンコンを見学。階段は無理に上らず、平地を中心に観光
11:30冷房のあるレストランで早めの昼食
13:00ワット・パナンチューンを見学
14:00体調に余裕があればワット・マハタートを見学
15:00カフェまたはガソリンスタンドで休憩後、バンコクへ出発
17:00頃バンコクの宿泊ホテルへ到着

※アユタヤの遺跡内には石畳や段差があります。足腰の状態によっては、車内で待機する、入口付近だけ見学するなどの調整も必要です。

高齢者との旅行に貸切チャータータクシーが向いている理由

ホテルから直接乗車できる

貸切チャータータクシーなら、宿泊ホテルまで車がお迎えに行きます。

駅まで歩いたり、混雑した電車で移動したりする必要がありません。観光終了後もホテルまで直接戻れるため、移動による負担を抑えられます。

移動中に休める

観光地から次の観光地へ移動している間は、冷房の効いた車内で座って休めます。

暑い屋外を観光した後に、車内で体を冷やせることも大きな利点です。

家族だけのペースで観光できる

一般的な混載ツアーでは、集合時間や出発時間が決められています。体調が悪くなっても、ほかの参加者に合わせなければならないことがあります。

貸切車なら、家族だけで利用できるため、

・見学時間を短くする
・予定していた観光地を取りやめる
・カフェやトイレに立ち寄る
・早めにホテルへ戻る

といった調整がしやすくなります。

荷物を車に置いて観光できる

買い物をした荷物や、杖、折りたたみ式の車椅子などを車に積んで移動できます。

ただし、車椅子や大型荷物がある場合は、乗車人数と荷物量によって必要な車種が変わります。予約前にサイズや個数を伝えて確認しましょう。

なお、現金、パスポート、スマートフォンなどの貴重品は、車内に置かず必ずご自身でお持ちください。

4人乗り乗用車と9人乗りバンの選び方

車種おすすめするケース
4人乗り乗用車2~3名程度で、大きな荷物が少ない場合。車高が低いため、乗り降りしやすいと感じる方もいます。
9人乗りバン4名以上で利用する場合や、車椅子、スーツケースなどの荷物が多い場合。車内空間に余裕がありますが、乗降口の高さには注意が必要です。

9人乗りバンは車高があるため、足を高く上げにくい方には乗り降りが負担になる場合があります。

人数だけで決めず、足腰の状態、車椅子の有無、荷物の量を伝えたうえで車種を選ぶことが大切です。

日本語ガイドを付けた方がよいケース

貸切チャータータクシーのドライバーは、観光ガイドではありません。観光地での案内や付き添いが必要な場合は、日本語ガイドを付けることをおすすめします。

特に、次のような場合は日本語ガイドがいると安心です。

・初めてタイを旅行する
・寺院や遺跡の説明を聞きたい
・観光地で常に付き添ってほしい
・食事の注文を手伝ってほしい
・トイレや休憩場所を相談したい
・予定変更について日本語で相談したい

ただし、日本語ガイドは介護スタッフではありません。身体を支える、車椅子を押すなどの介助が必要な場合は、対応できる範囲を事前に確認してください。

【バンコクの日本語ガイドサービスを見る】
https://tripull.asia/tour/japanese-guide/

旅行前に確認しておきたいこと

高齢のご家族と旅行するときは、予約時に次の情報を伝えておくとスムーズです。

・参加者の年齢
・足腰の状態
・杖や車椅子の有無
・長時間歩けるか
・階段を利用できるか
・定期的なトイレ休憩が必要か
・大きな荷物の個数
・希望する観光地
・希望する昼食場所
・ホテルへ戻りたい時刻

「高齢者ですが大丈夫ですか」とだけ伝えるより、具体的な状況を伝えることで、無理のない車種や行程を提案しやすくなります。

高齢者とのバンコク旅行に関するよくある質問

70代や80代でもバンコクを旅行できますか?

年齢だけで判断することはできませんが、自分で歩行や車の乗り降りができる方であれば、観光地を絞ることでバンコク旅行を楽しめます。
体調や持病について不安がある場合は、旅行前に医師へ相談してください。

アユタヤは高齢者には難しいですか?

アユタヤ遺跡には段差や舗装されていない場所がありますが、訪問場所を2~3カ所に絞れば観光しやすくなります。
遺跡の階段を無理に上らず、平地から眺めるだけでもアユタヤらしい景色を楽しめます。

車椅子でも利用できますか?

折りたたみ式車椅子を積載できる場合がありますが、車種、乗車人数、荷物量によって異なります。車椅子のサイズと台数を予約前にお知らせください。
車椅子のまま乗車できるリフト付き車両ではないため、車への乗り移りが必要です。

観光の途中で予定を変更できますか?

時間制の貸切チャータータクシーであれば、利用時間と移動可能な範囲内で行き先を調整できます。
ただし、急な変更によって走行距離や利用時間が増えた場合は、追加料金が必要になることがあります。

ドライバーは観光中も付き添ってくれますか?

ドライバーは車両の運転を担当し、観光地内での案内や付き添いは行いません。
寺院や遺跡の説明、観光中の付き添い、レストランでの注文など、日本語でのサポートが必要な場合は、日本語ガイドを追加してください。
【バンコクの日本語ガイドサービスを見る】
https://tripull.asia/tour/japanese-guide/

高齢の親とのバンコク旅行は「行く場所を減らす」ことが成功のポイント

高齢の親とのバンコク旅行では、たくさんの観光地を回ることより、疲れを残さずに一緒に楽しむことが大切です。

・1日に回る観光地を2~3カ所に絞る
・暑い屋外と冷房の効いた場所を組み合わせる
・昼食とトイレ休憩の時間を長めに取る
・階段や長距離の徒歩を避ける
・疲れたら予定を変更できるようにする

この5点を意識するだけでも、旅行中の負担をかなり抑えられます。

TRIPULLでは、4時間、6時間、8時間、12時間の貸切チャータータクシーをご用意しています。

ホテルから観光地への移動はもちろん、観光途中の食事や休憩、ホテルへのお送りまで、ご家族だけの車で移動できます。

高齢のご家族と利用される場合は、足腰の状態、車椅子の有無、行きたい場所を申込時にお知らせください。

その日の体調に合わせて観光できる貸切チャータータクシーで、無理のないバンコク旅行をお楽しみください。

【バンコクの貸切チャータータクシーを予約する】
https://tripull.asia/tour/12hours-taxi/

【アユタヤへの貸切チャータータクシーを予約する】
https://tripull.asia/tour/ayutthaya-taxi/

【バンコク空港送迎+観光チャーターを見る】
https://tripull.asia/tour/bangkok-airport-sightseeing-taxi/

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)の画像

西尾康晴(Yasuharu Nishio)2011年タイ移住/2017年4月タイ国内旅行会社TRIPULLを起業/バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」運営/2019年12月1日よりYouTubeチャンネルを開設/ YouTubeチャンネル Nishio Travel

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