バンコク東郊にある"もう一つのチャトゥチャックマーケット"(JATUJAK2)

バンコク東郊にある”もう一つのチャトゥチャックマーケット”

東南アジア最大、人によっては世界最大とも言われる『チャトゥチャックウィークエンドマーケット(Chatuchak Weekend Market)』
以前はサナームルアンで運営されていたのが1982年に現在の場所へ移転し、名称も現在のチャトゥチャックと改名されました。
敷地面積1.13㎢、東京ドームに換算すると約24個分という日本では考えられないスケールで、およそ15,000もの店舗が運営、洋服、アクセサリー、土産物、食器、ペット、花、飲食、時計、ガラクタと、あらゆる物が売り買いされている市場です。

チャトゥチャックマーケットはタイのガイドブックのほとんどに載っているので、タイへ一度でも来たことがあれば知っている方は多いと思いますが、今回紹介する「もう一つのチャトゥチャックマーケット」を知っている人は限られるでしょう。
知っているだけではなく行ったことがあるという方は、「変人」といっていいかもしれません。

ミンブリー区にある『チャトゥチャック2(JATUJAK2)』

チャトゥチャックマーケットが広がるのはバンコクですが、もう一つのチャトゥチャックはバンコクの東郊ミンブリー区にあります。
名称は『チャトゥチャック2』
誰かが付けた通称ではなく、看板にアルファベットとタイ語で『チャトゥチャック2』と書いているので正式名称です。
「2」と付いているので本家ではないことは明らかですが、世界規模のチャトゥチャックマーケットに姉妹市場があったわけですから、みなさんもっと騒がなければならないはずなのに知名度はめちゃ低い。
それもそのはず、バンコクの隣とはいえミンブリーまで行くのも大変なので、近寄りがたいこと甚だしいわけです。

建物上部にしっかり「JATUJAK2」と記載されています

チャトゥチャック2の前は夜になるとお店が多数出店するようです

激安のTシャツ店を発見し興奮!

本家のチャトゥチャックウィークエンドマーケットは、タイ人だけでなく世界各国から訪れた観光客で賑わっていますが、姉妹市場はといえば外国人は皆無。
完全なローカル市場の雰囲気です。
敷地面積はもちろん本家には敵いませんが、それでもなかなかのスペースが確保されています。
大通りから入ると、まず現れるのは2階建てのモール。
1階部分は店舗も多く人通りで賑わっていますが、2階はほとんど店もなく瀕死状態。
1階と2階の客入りにこれほど差があるモールも珍しい。
本家チャトゥチャックを意識するあまり、「千客万来じゃい!」と店舗面積を設けたところ、夢のような売上予想を描いてしまい大失敗に終わってしまったということでしょうか…。

ローカル市場の良い点は「安いこと」ですが、チャトゥチャック2もびっくりするぐらい安いものがあります。
私が実際に購入したのはTシャツ屋。
最安値のTシャツはなんと1着20バーツ!
タダ同然のプライスに貧乏性の私は引き込まれ、店内あちこちのTシャツを漁る漁る!
いい感じのTシャツがちょいちょいあったので、チャトゥチャック2へ来たならここはおすすめです。

1階と2階の店舗数の差が半端ない

1階は衣料品が中心です

サンダルが60バーツ!

20バーツのTシャツがあるお店。いい感じのTシャツがあるので寄ってみてください

本家チャトゥチャックにはない商品も多数

2階建てのモールを超えると、屋根付きのマーケットへ移ります。
本家の敷地面積には到底敵いませんが、それでも店舗の種類は豊富で本家にはないジャンルの店も多数。
屋根付きエリアの雰囲気を写真でお伝えします。

細い通路は本家を彷彿させます

本家では見ることのできない新鮮なカニ

本家では見ることのできない新鮮な魚

植物や花を売る店が目立っていました

植物を売る店がとにかく多い!
本家にも植物を売る店はありますが、全体の比率でいうと圧倒的に「2」が多い。
「植物を買いに来るならチャトゥチャック2!」と言いたいほど品揃えはあります。
私の興味をもっとも引いたのが「カラフルザリガニ」。
小さなザリガニなんですが、赤や青、白と、色合いが美しく、こんなザリガニを見たのは初めてです。
値段は50バーツから200バーツと買えない価格でもないですし”買いたい衝動”に襲われ、猫を飼っているというのに危うく購入するところでした。

茹でていないのにこの赤さ

「染めてるのか!?」と思うほど美しい青色のザリガニです

白いザリガニなんて初めて見ました

ペットを販売する店が多かったのも印象的です。
亀を売っている店がありましたが、これ、日本へ持って帰ったらめちゃ高く売れるんじゃないっすかね!?
持って帰っちゃダメでしょうが。

亀しか取り扱っておりません

高価そうなチビガメちゃん

より高価そうなデガガメちゃん

こんなつぶらな瞳で見つめられるとノックアウトです

屋根付きエリアを抜けたところに、アンティーク商品を扱う店があったので覗いてみました。
女性スタッフが出てきてお話しを伺ったところ、木製のテーブルや椅子など、手作りの商品もあるそうです。
彼女いわく、このアンティークショップ『Art in Wood』はオープンして20年ほどで、チャトゥチャック2は開業して30年以上じゃないかと言っていました。
「最近、お客さんが少ないのよ〜」
ともボヤき始め、それからずっと喋りっぱなし。
喋り相手が出来たとばかりにいろいろと話してくれるんですが、どんどん早口になり、ほとんどのタイ語が理解できなくなってきたので、しれーっと去りました。
アンティーク商品に興味があるという方はどうぞ。

Art in wood
TEL:081-420-2581

「勝手に撮っちゃだめよー」がファーストコンタクト

チャトゥチャック2への行き方

バンコク中心部から公共交通機関を使うならバスになります。
乗車場所によってバスが異なるので、以下を参照にしてください。
※参考サイト:Mai-Kawabusのホームページ 

58系統
https://blogs.yahoo.co.jp/mai_kawabus/GALLERY/show_image.html?id=19016710&no=1

168系統
https://blogs.yahoo.co.jp/mai_kawabus/GALLERY/show_image.html?id=19137991&no=1

113系統
https://blogs.yahoo.co.jp/mai_kawabus/GALLERY/show_image.html?id=19016747&no=0

514系統
https://blogs.yahoo.co.jp/mai_kawabus/GALLERY/show_image.html?id=19019545&no=0

タクシーなら以下タイ語を運転手に見せてください。
ミンブリー市場の隣ですので、ミンブリー市場のタイ語も表記しています。

ตลาดนัดจตุจักร2 チャトゥチャック2

ตลาดมีนบุรี ミンブリー市場

チャトゥチャック2 DATA

チャトゥチャック2(JATUJAK2/ตลาดนัด จตุจักร2)

OPEN:8:00-20:00(土日のみ開催)
ADDRESS:Sihaburanukit Rd, Khwaeng Min Buri, Khet Min Buri, Krung Thep Maha Nakhon 10510

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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