バンコク BTS(高架鉄道)の駅から徒歩で行ける2軒のエビ釣り堀

バンコク BTSの駅から徒歩で行ける2軒のエビ釣り堀

バンコクには8軒ほどのエビ釣り堀場が点在

トムヤムクン、クンチェーナンプラー、クンオップウンセンと、タイ料理の素材として使われることが多いエビ。
タイ人がエビ好きであることにつながっていて、それは料理だけにとどまらず、バンコクに点在するエビ釣り堀の数にも表れています。
バンコク中心部から郊外まで含めると、私が調べただけで8箇所のエビ釣り堀がありました。
エビ釣りはタイ人だけではなく日本人旅行者や在住者にも人気のアクティビティで、のちほど紹介するエビ釣り堀『ラーン エビ』は、週末になると8、9割が日本人客になるほどです。

タイ旅行の初心者やバンコクに住み始めたばかりの人でも気軽にエビ釣りをしてもらいたく、本企画ではBTSの駅から徒歩で行けるエビ釣り堀2軒を取り上げました。
まずは日本人に人気の『ラーン エビ』、続いて駅近2軒のエビ釣り堀を紹介します!

駅近じゃないのにほとんどの客が日本人?『ラーン エビ』

ラムイントラ通りという聞きなれない通りから、これまた聞きなれないプラチャウティット通り(Pracha Uthit Rd)へ入ると、あるエビ釣り堀場が現れます。
タイ語で「ร้าน เอบิ(ラーンエビ)と掲げられた通称『えびのつりぼり』。
BTSもMRTも通っていない交通不便な場所にありながら、週末になると来客のほとんどが日本人というエビの釣り堀です。
訪れている日本人の大半がバンコク在住の駐在員や現地採用者、そのほか観光で来られている方もちらほらおられます。
比較的エビが釣りやすく家族連れでも喜ばれる釣り堀ですが、ここへ来るには自家用車を持っているか、レンタカーを借りるか、もしくはタクシーを使わなければならず、それらが利用できない方にとってはかなりハードルの高い立地場所です。
車を利用できない!という方々は、以下でお届けするバンコク駅近2軒のエビ釣り堀場で楽しんでください!

『ラーン エビ』の週末は日本人だらけです

エビ釣り堀の裏手にある調理場

釣ったエビはここで炭火で焼いてくれます

ラーン エビ DATA

「ラーン エビ(ร้าน เอบิ)」
TEL:081-856-4572
OPEN:10:00-22:00(無休)
ADDRESS:Rotchanamin Alley, Khwaeng Wang Thonglang, Khet Wang Thonglang, Krung Thep Maha Nakhon 10230
PRICE:エビ1kg 850バーツ

[駅近エビ釣り堀①]ボートッククン ジャルンナコン16

BTSサパーンタクシン駅から西へ向かう線に乗りチャオプラヤー川を渡ると、クルントンブリー駅に到着します。
この駅から徒歩2、3分の場所にあるのが『ボートッククン ジャルンナコン16』。
周辺に飲食店などない中、ぽつねんと現れるエビ釣り堀です。
店名の「ボートック(บ่อตก)」は「釣り堀」、「クン(กุ้ง)」が「エビ」をさし、「ボートッククン(บ่อตกกุ้ง)」でエビ釣り堀というタイ語になっています。

まずは釣り堀の周囲で好きな場所を陣取り、スタッフから一式を受け取るとエビ釣りスタート。
餌は生レバーは使い、釣り針の先にちょこんと引っ掛ければオッケーです。
釣り人のほとんどはタイ人で、しかも平日の明るい時間から釣りに励んでいるツワモノも多く、私のようなビール片手の初心者とは気合いの入り方が違う。
エビ釣り開始早々はスマホを眺め、ビールを飲み、適当な感じでやっていましたが、ツワモノたちに刺激され釣りに集中したところ、1時間で2匹ほど釣ることができました。

『ボートッククン ジャルンナコン16』ではタイ料理メニューがある他、釣ったエビを調理してくれるサービスもあります。
クンパオ(エビの炭火焼き)なら1kgで100バーツです。

パッと見ただけではエビ釣り堀と分かりづらい『ボートッククン ジャルンナコン16』 

みなさん椅子に座らず、釣り堀の縁に座って釣り三昧

クンオップウンセン(エビと春雨の蒸し焼き)

パックブンファイデーン(空芯菜の炒め物)

ボートッククン ジャルンナコン16への行き方

BTSクルントンブリー駅(Krung Thon Buri)の4番出口が最寄り。
大通りを東へ進み、コーナーがある場所の近くに立地しています。
派手な外観ではないので見つけづらいですが、タイ語の看板が掲げられています。

ボートッククン ジャルンナコン16 DATA

「ボートッククン ジャルンナコン16(บ่อตกกุ้งเจริญนคร 16)」
TEL:084-323-8922
OPEN:12:00-24:00
ADDRESS:52 Krung Thon Buri Rd, Khwaeng Khlong Ton Sai, Khet Khlong San, Krung Thep Maha Nakhon 10600
PRICE:釣り代:1時間100バーツ
Facebook:https://www.facebook.com/%E0%B8%AA%E0%B8%A7%E0%B8%99%E0%B8%AD%E0%B8%B2%E0%B8%AB%E0%B8%B2%E0%B8%A3%E0%B9%81%E0%B8%A5%E0%B8%B0%E0%B8%9A%E0%B9%88%E0%B8%AD%E0%B8%95%E0%B8%81%E0%B8%81%E0%B8%B8%E0%B9%89%E0%B8%87%E0%B9%80%E0%B8%88%E0%B8%A3%E0%B8%B4%E0%B8%8D%E0%B8%99%E0%B8%84%E0%B8%A3-16-557660034258944/

[駅近エビ釣り堀②]ボークンラチャダー ソイ8

2軒目に紹介する『ボークンラチャダー ソイ8』は、BTSタラートプルー駅から南へ下ること1kmほど。
テーブル席が充実し、バンド演奏もあるなど、レストランとしても使えるエビ釣り堀です。
BGMは70〜80年代のアメリカンロックが流れ、タイ人客だけではなく中には欧米人客も釣り糸を垂らし、エビとの静かな格闘を繰り広げています。
席へ座り、釣りをしたいとスタッフへ申し告げると、仕掛けをセッティングした竿と餌を持ってきてくれ、そのまま釣り糸を垂らせばフィッシングスタート。
釣り料金は1時間100バーツで、釣れたエビの調理は追加100バーツ(300g)で承ってくれます。
エビ釣り超初心者の私なのですぐさま釣れるはずもなく、釣れなければ暇で手を持て余してしまうため、片手にビールグラスを持ち、もう片手ではタイ料理を食らい、釣竿はといえばテーブルに置いたまんま。
そのような怠慢な釣り師の餌に食らいつくエビはまったくおらず、『ボークンラチャダー ソイ8』で1時間ほど挑みましたが見事ボウズでした…。
この店はレストランとしての雰囲気もいいので、食事だけでも十分楽しめますよ。

釣り堀の脇にテーブル席があるので、食事しながらエビ釣りが可能です

欧米人客の姿も

モツを使ったヤム(和え物)

アヒルのくちばしを揚げたパックペットトート

ゆっくり食事を楽しめるスペースも設けられています

私の釣りの様子を眺めていた子供たち

ボークンラチャダー ソイ8への行き方

BTSタラートプルー駅(talat phlu)の4番出口を降りて南下。
ショッピングモール『The Mall 』を左手に見ながら直進し、ラチャダーピセーク 8(Ratchadaphisek)を左折。
通りの最奧が『ボークンラチャダー ソイ8』です。

ボークンラチャダー ソイ8 DATA

「ボークンラチャダー ソイ8(บ่อกุ้งรัชดา ซอย8)」
TEL:02-476-4405
OPEN:17:00-1:30
ADDRESS:119/6 Ratchada-Tha Phra Soi 8 Bangkhlo Thon Buri 10160 10600
PRICE:釣り代:1時間100バーツ エビ調理代:300g 100バーツ

最後に エビ釣りのちょっとしたコツ

今回紹介した3軒ともの釣り堀で、竿や仕掛けをレンタルすることができます。
店員が仕掛けを作ってくれるので、それに餌を付けてあとは竿を垂らすだけ。
いとも簡単に釣れそうですが、竿を上げるタイミングが少し難しい。
まずは餌を上下に動かしてエビを誘います。エビの注意を誘ったところで静止。
浮きの反応があっても焦りは禁物。エビはまずハサミでエサを掴み、それから口元に運ぶため、すぐに竿を上げると逃げてしまうんです。
このタイミングは慣れが必要ですが、口元で食い出したらなかなか離さないので、反応を確認してから(15秒ほど)アワセるのがコツ!
ところが冒頭で紹介した『ラーン エビ』では、小難しい技を使わずとも簡単に釣れてしまう。
とある方は
「『ラーン エビ』のエビは餌を食わしてもらっていないのでよく釣れるのだろう」
と、噂話のようなことをおっしゃっていました。

楽にたくさんのエビを釣りたいのであれば『ラーン エビ』をおすすめしますが、釣り上げるまでのハードルが高くとも駅近がいいのならば、今回紹介した駅近の2軒は便利です。
私も両店でエビ釣りに挑戦しました。
どちらか釣りやすいかといえば、BTSクルントンブリー駅近くの『ボートッククン ジャルンナコン16』だと思います。
日中からオープンしているのもありがたい。
変わって『ボークンラチャダー ソイ8』は、バンド演奏があるなどレストランとしての雰囲気がいいのがポイントです。

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西尾康晴(Yasuharu Nishio)1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。TRIPULLのほか、バンコク発タイ料理グルメ情報サイト「激旨!タイ食堂」を運営。 Twitter:nishioyasuharu

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